2021 静岡(初日・後半) |
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・・・・・・そいでもって次のスポットはココ。
ムチャクチャに狭い農道の突き当りを登ってったトコに忽然と現れます。 |
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いやホンマ、ここを訪ねて私は静岡って隠れた巨石信仰の地である、って確信しました。
以前、浜名湖畔の広玉稲荷で直感的に思ったのはやはり間違ってない、と。 |
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無名の天神社で、こんな小さな祠がポツンとあるだけなんですけどね。 |
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裏を10mほど登ったてっぺんにはホレ、この通り。 |
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かなりディープにサーチした甲斐があったってモンです。 |
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残念ながら太陽の向きが悪くて陰になってしまいましたが、これはマジでスゴいかも。 |
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後方に聳えてるのがお分かりでしょうか? |
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静岡の磐座っちゅうとバカの一つ覚えみたいに天白磐座遺跡ばっかし出て来るんですけど、実際はかなりあちこちに分布してます。 |
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ガセ情報かも知れない、って疑ってた自分の至らなさが少し恥ずかしくなりました。 |
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ちなみにとても小さなお社ですが、荒れた感じはありません。
地元の信仰を今でも集めてるんだと思います。 |
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それにしても、地名をアタマに付けるとかもちょっとチャンとした名前付けたら良いのに。 |
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あ!もちろんここでは撮影敢行。
ナカナカに足場が悪くて大変でしたけど。 |
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今はミカン栽培もあんまし流行らないのかなぁ~・・・・・・。 |
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そのまま今度は油山寺に。
かつて山から石油が出たことからその名が生まれたとも言われてます。 |
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山門がお城っぽいのもそのハズ。
明治の廃城令の際に掛川城の大手門を移築したんだそうです。 |
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遠州三山の一つとして徳川家の庇護の下、大いに栄えたと言われます。。 |
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これくらいのボケなら好きだな~。 |
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大分しかし日が西に傾いてます。
少々急がんとあきません。 |
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お稲荷さんのズラッと並ぶ鳥居って何か好き。 |
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「天狗杉」という御神木。
元は天然記念物だったそうですが、残念ながら台風で倒れて枯死してしまったそうです。 |
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フルコンプはしませんでした。 |
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千羽鶴ってどうもニガテな物の一つかも。 |
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そうそう!ここ、油山寺って「目の霊山」として有名なんですよ。 |
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そんなんで眼病平癒を祈願した「め」が溢れ返ってます。 |
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滑車に掛けられた巨大数珠でまずは南無南無。 |
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境内がかなり広大であることが分かりますね。 |
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ドンドン登って行きます。
途中にはこんな薄暗い切り通しもあったりします。
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暗くて分かりにくいですが、巨大な注連縄の懸けられた行場の滝。
「瑠璃の滝」という名が付いてます。
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・・・・・・そ、そんな、合掌を強要されても(笑)。 |
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今も滝に打たれに来る人は結構いるみたいでした。 |
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離れて撮る青い紅葉って苔みたい(笑)。 |
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大分と上まで来ました。
三重塔は国の重要文化財だそうです。
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薬師本堂に到着。
ただの本堂ではなく、「薬師」っちゅうのがミソ。
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暗い中に赤い提灯、ってサイキックなカンジしますよね? |
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とにかく「め」!
道内の至る所が「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」の「め」だらけ。
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何ともディープな空気ですわ。 |
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賓頭盧さんもちょっとココでは地味。 |
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眉毛ありの両「め」ヴァージョンはレアかも。 |
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ビッシリ折り重なった絵馬類もひたすら「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」。 |
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漢字の「目」ヴァージョンもたまにあります。
こうして穴の空いた硬貨を並べて形にするのが、どうやら昔からの流儀みたいですね。
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しっかし、そんなに眼疾って多かったもんなんでしょうか? |
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「め」以外の奉納額もどれもナカナカ味わい深い。
これは来迎図か何かでしょうか。
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こちらは金泥の使い方が印象に残ります。 |
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これは珍しい、裁縫学校が奉納した立体キルトタイプ。 |
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硬貨をベタベタ貼れない貧乏人向けには、平仮名書き取りコースもあるようですね。 |
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これはやはりチープなために、あちこちで剥がれ落ちそうになってます。 |
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何はともあれ、「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」「め」・・・・・・発狂しそうになりました。 |
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そんなんでそろそろ外に出ます。 |
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いやぁ~!むちゃくちゃディープでしたわ、ココ。 |
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こうした夕暮れの横からの光は、思いっ切ってEV提げた方が印象的な絵になりますね。
黒ツブレになっても知るかぁっ!くらいにアンダーにする方が、結果的には良い気がします。
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この辺って、地震のリスクさえなければ住みやすいいい街ばっかな気がします。 |
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もう少し時間に余裕があれば可睡斎と法多山にも行きたかったんですが・・・・・・。 |
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宿に向かう途中、何となく良さげな雰囲気のお茶屋さんがあったので寄ってみることにします。 |
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こぉゆう直感は大事にせんとあきませんね。
「大井製茶」ってトコだったんですが、東京戻ってから淹れてみたらとても美味しかったです。 |
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長かった一日でしたが、やっと宿に到着。 |
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この水出しの緑茶はホンマに美味かったな~。
それと色が素晴らしく綺麗。
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最近はこうして最初っから床が延べてある旅館が増えた気がしてます。
どうしても人手が回らんのでしょうね。
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今夜の宿は法泉寺温泉「滝本館」。
隣に見える赤い屋根とその向こうの建物は「小杉館」です。 |
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そして、温泉名の由来となった法泉寺・・・・・・ちなみに九州にあるのは「宝」泉寺温泉。 |
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能書きはさておき、まずは温泉に。
冷鉱泉の他にお客さんいない時あるあるで、「御一緒にどうぞ~」です。
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最近建て替えられたっぽいコテージ風な造り。 |
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何だか和食の食堂みたいな入口。 |
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大きな吹き抜けになった天井が印象的な内湯。 |
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最近アンダーヘアは私のシュミでないことが多いっすね~。 |
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鉱泉にしては珍しくかなり大きな湯船がドーンとあります。 |
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後方の青いのは湯が冷めるのを防ぐためのウレタンシート。
とかく油代がかかる鉱泉宿にとってはマストアイテムと言えます。
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壁の色は良く考えたら緑茶の色だったワケっすね。
今になってようやく気付きました。
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外に出ることはできません。 |
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広角で撮ると脚が異常なまでに長く写ります。
誰でも八頭身・・・・・・ドラえもんのアイテムみたいやな(笑)。
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ちなみに別の場所に離れになった露天風呂もあるんですが、そこまでのドアは閉ざされてました。
このコロナ禍ぢゃ仕方ないっすね。
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駄文にて書いた通り、この法泉寺温泉を訪ねるのは2回目です。
記憶がハッキリしないんですが、その時は小杉館の川っぺりの旧館の風呂を借りたと思います。
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この滝本館はかつては川向こう、お寺の滝の横にあったのが移転したらしい。 |
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そうして考えると、この地は自分の温泉行の原点の一つと言えるかも知れません。 |
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一杯書いてあるけど何だか要領を得ない温泉縁起。 |
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子供さんが書いたと思われる滝本館の案内。 |
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すっかり陽も暮れました。
さ!メシだメシだ、メシだ~!
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・・・・・・って、ドワ~ッ!すんげぇボリューム! |
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刺身三種盛りはよこわとサーモン、帆立。 |
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八寸代わりでしょうか、鰻蒲焼、エビチリ、杏仁豆腐。 |
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鮎の塩焼。 |
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冬瓜の挽肉餡・・・・・・これ絶品の美味さでした。 |
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パイ包み焼き。 |
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切手サイズの昆布の浮かんだ出汁は・・・・・・ |
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・・・・・・牛しゃぶ。 |
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ローストポークと・・・・・・ |
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・・・・・・奥はながらみ。
高知では「マイゴ貝」って呼ばれてるヤツです。
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茶碗蒸し。 |
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団子に見えますけど、シャインマスカット。 |
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ご飯と一緒に追加で運ばれてきたトロロ。
ここのは醤油ベースでわりとアッサリ目でした。
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好いカンジの和洋折衷にビールも進みます。 |
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それにしても凄まじいボリューム。
最後まで辿り着けるかいささか不安になります。
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パイ包みの中は南瓜のポタージュでした。 |
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辛くも完食!
宿の食事では久しぶりのスティッフな戦いでした・・・・・・これで不味かったらお話になりませんが、一品一品がどれも美味いんですよ。
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食後も色々あれこれクタクタになって(笑) |
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そろそろ寝ることにします。
明日は太平洋沿いに東京に向かっていきます。 |
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