2020 愛知Ⅰ(初日・前半) |
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私たちの旅にしては珍しく、巨大な吹き抜けのあるビルの一角から旅は始まります。 |
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フロアの広い面積を占有して並ぶのはバリの民族楽器、ガムラン。あのホヘンホヘンっちゅうヤツ。
ガムランって色んな楽器の集合体なんですね~!知りませんでした。 |
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ココは浜松駅前近くの「楽器博物館」です。
いや、渥美半島方面に行こうと思ったんですが生憎の、それも激しい雨で仕方なくコース変更してやって参りました。 |
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これは中国だか朝鮮だかの民族楽器の脚の部分。
まぁ仏像の下で邪鬼が踏まれてるようなモンではないでしょうか。 |
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何か可愛い白虎。
大体アジア系の巨大楽器の脚の部分はこんな感じ。 |
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モチーフは虎が殆どでした・・・・・・ネコにしか見えませんが。 |
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ガムランの装飾はやっぱしバリ島な感じですね。 |
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獅子舞なんかも同じルーツを持ってるような気がします。 |
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楽器の町・浜松の威信をかけて作ったモノらしく、尋常でない数のコレクションが揃っています。 |
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残念ながらどれも見るだけで、触って弾くことが出来ないのが惜しい。 |
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まったく演奏方法が分からない一種の琴。
こぉゆうの見てるとメイプルだマホガニーだスワンプアッシュだハカランダだ、っちゅうて拘ってるのがアホらしくなって来ます。 |
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チベットの人間の大腿骨で作ったトランペット。
23Skidoo”The Culling Is Coming”の裏ジャケ想い出しました。 |
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これもチベットの。
「チベッタンホーン」っちゅうのかな? |
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琵琶の類。 |
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これなんと、邦楽の楽譜だそうです。 |
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民族楽器だけではなく、現代の楽器もあります。
泣く子も黙るガチのハモンド・・・・・・とは申せトーンホィール式の名器「B-3」ではなかったかも。 |
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実物初めて見ました。
世界初のリズムボックスであるコルグの「ドンカマチック」。 |
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ヤマハの子会社になったためか、コルグ製品多し。
「トライデント」は憧れたなぁ~・・・・・・ワタシ、昔からコルグ押しなんです。 |
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傑作MSシリーズの中でもマニアックな「MS-50」と「SQ-10」。 |
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これまた泣かせる名作、コルグ「シグマ」ぢゃあ~りま温泉。 |
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体験コーナーもありましたが、ハッキシ言ってちょと子供ダマシ。
別途料金取っていいから、色々チャンとしたのを鳴らさせて欲しい。 |
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ポリシンセを普及価格にした立役者、コルグ「デルタ」。
これ、友人が買ったのをみんなでメチャクチャ研究したなぁ~! |
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まったく謎の、オブジェにしか見えないアフリカの何か。
2mくらいあります。 |
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「ハーディー・ガーディー」・・・・・・手回し式ヴァイオリンとでも言えばいいんでしょうか。
灰野敬二やR・ブラックモアがたまに使ってますね。 |
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そもそもギターっぽい形である必要性も疑わしい「メロフォーン」。
調べてみると、ギターのように持って右手でふいごの空気を送りながら、ネック部分のボタンを押して音を出すようになってたみたいです。 |
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ピアノは元々のサイズが大きいこともあって、広大な面積を占有して展示されてます。 |
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燭台付き。
演奏に熱中し過ぎると額を火傷しそう。 |
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最初のガムランのトコに戻って来ました。 |
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いや~、お世辞ぢゃなくメッチャ面白かった!
ココは楽器好きならマストなスポット、一度は訪ねてみる価値あると思います。 |
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・・・・・・脱がせて撮りたかったかも。 |
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ちょっとお昼には早目ですが、そのまま駅南側に歩いて移動。
開店前にも係わらずこの長蛇の列! |
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浜松を代表する名店の一つ「むつぎく」です。
前は駅の北にあったのが移転したみたいです。 |
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60年代半ばくらいに開店したんですね。 |
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みんなマスクしてる中、シレッとマスクなしで。
いや、クルマの中に置き忘れたんですわ。 |
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ようやく店内まで到達。 |
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この店の面白いトコは餃子で有名なワリに他のメニューも充実してるところ。 |
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ヨメはソリッドに餃子16個。
浜松餃子ではお約束、真ん中に添えられたモヤシ。 |
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私は他のも食べてみたくてラーメン・餃子定食。 |
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こっちは数が少なくて丸く並べられないので一般的な盛り方。 |
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ミニと言いながら結構なボリュームのラーメン。 |
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さらに単品で焼肉。 |
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餃子だけでなく他のメニューも美味い!ビール飲みたい! |
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いや~、満腹でございます。
しっかし思うんですが、浜松の餃子って元々は呑んだくれのオッサンのものだったんぢゃないでしょうか? |
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少し裏通りをプラプラして戻ることにします。 |
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今や駅構内にまで出店した、元祖と言われる「石松餃子」。 |
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こちらは昭和28年創業。
こっちは以前食ったことがあるんで今回はパスしました。 |
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次、どこにしよかな~?とスマホ弄くってて、そのすぐ近所であるコトを知ったネギドラム。日本の誇るべき素晴らしいガレージメーカーです。
実はヤマハよりも古くからドラム作ってるそうです。 |
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いきなりやって来たロクに叩けもしないオッサンなのに、快く招き入れてもらえただけでなく、スタジオの中の試打セットを叩かせて下さいました。
サイズかなり小さいのにとにかく音がデカい!ビックリしました。 |
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撮影待ちという、素晴らしくヴィヴィッドで綺麗な淡い藤色メタリックのセット。
いや~ネギドラム、小さな3点セットで良いからいつかオーナーになってみたいってマジで思います。 |
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・・・・・・でこちらが候補地だったすぐ近所のダルマ寺、こと蔵興寺。
正式な名前よりも「虚空蔵寺」で通ってます。ネギドラムからは200mくらいしか離れてません。 |
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仁王さん代わりの巨大ダルマ。
こっちは赤で・・・・・・ |
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こっちは青。
平成の初めの頃に建てられたものみたいです。 |
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境内はもぉ至るところダルマまみれ。
今はヒッソリと静まり返ってますが、毎年2月中旬の虚空蔵尊大祭の時には、実に15万人もの参拝客が押し寄せるそうです。 |
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そんなんで受付のダルマもなんかヒマそうにしてます。 |
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6,000円から30,000円まで全12サイズのダルマ。
御利益もまぁ値段に比例してるんでしょう。 |
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こちらには干支ダルマ。 |
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今年ヴァージョンは別に展示されてました。 |
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買おうとしたら、「もぉ家に大きいのんあるやんか!」って言われてしまいました・・・・・・(笑)。 |
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避雷針の下にもダルマ。
なんかインカの石像に勝手に彩色したみたい(笑)。 |
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ダルマの霊験でネギドラムを訪ねることも出来ました・・・・・・って、何十万もするものを買えとそそのかすダルマとは!?(笑)。
そんなこんなでアドリブでコースを変えてもそれなりに愉しめました。空も明るくなって来たんで、後半は太平洋沿いを西に向かって行くことにします。 |
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