2019 東北Ⅰ(三日目・後半) |
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続いてやって来たのは栗木鉄山跡。
遺構マップにちょっと期待。 |
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・・・・・・って森に埋もれて何も残ってへんやんか!
かつては釜石と並ぶ一大鉄鉱石鉱山だったそうです。 |
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何とまぁ安直な(笑)。
こんなネタで何パターンもポスターを作るとは・・・・・・本人にギャラ払ったんかな? |
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ともあれこれから種山ヶ原に上がって行きます。
「立石」ってモナドノックス(残丘)の巨石があるはず。 |
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入り方を間違えました!どうやら西側を走る作業林道から行くべきだったようです。 |
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結局、少し先の高台に見えたんですが、その間が結構深い谷になってるみたいなんで諦めました。 |
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とにかくここ、呆れるくらいに広々としてます。
オマケに平日とあって誰も居ません。さらに天気は上々。 |
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この絶好のチャンスを逃すワケがない。
そりゃぁ撮りますよ(笑)。 |
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360度遮るもののない開放感のあるロケーションって意外に貴重なんですよね~。 |
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立石に辿り着けなかったのは残念でしたけど、まぁ思う存分明るい写真が撮れたので良しとしましょう。
・・・・・・ちなみに牧草地の地面はちょっと牛臭かったとのコトです(笑)。 |
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続いてやって来たのは地神坊稲荷神社。
義経北行伝説の残る「源休館跡」ってトコにあるんですが、これがもうメッチャ分かりにくい。 |
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小学校の裏手の森の中にありました。
最近は尋ねる人も殆どいないのか、とにかく草ぼうぼう。 |
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2つの巨石の間に屋根を渡して、その奥にお社が祀られてます。
あまり他に類例のない形式のように思いました。 |
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説明が面白くて、何でも明治時代に浮浪者がココにあった杉の巨木の空洞の中で焚火したら火事になって、七日七晩燃え続けようやく鎮火。でも残った木は高く売れましたとかナントカ・・・・・・。
???全然神社関係あらへんやん(笑)。 |
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この写真からは分かりにくいですが、左側の石は随分大きく横幅で10m以上ありました。
多分それが「狐石」だと思います。 |
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猛烈な藪蚊攻撃に耐えつつ何とか撮影敢行。ちょっと光の向きと具合が厳しかったかも。
いずれにせよ虫除けスプレーは必需品ですな。 |
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そのまま水沢の町まで下りて、何か肉々しいのが食いたくなって、目についた焼肉屋にIN!
旅館に二泊ぐらいすると、昼にカレー・ラーメン・餃子・焼肉等がナゼか食いたくなって来るんです。 |
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夜もまた懐石が並ぶのは確実なんで、軽めの盛岡冷麺と焼肉のランチセットにしてみました。 |
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まぁ、「チェーン店のお肉」っちゅうヤツっすね。
ジューブンっすよ。 |
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何か2種類の部位を選べたと思うんですが、細かいことは忘れました。 |
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今でこそ盛岡冷麺は名物となってますが、まぁ大阪の「かすうどん」みたいなモンで、昔はそんなんごく一部の人以外誰も知らなかった、っちゅうのが実態(笑)。 |
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盛岡っちゅうたかて、まぁフツーに焼肉屋の冷麺ですわ・・・・・・好きですけど。 |
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取り敢えずいい感じに満腹。
腹八分目は大事ですね。 |
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そのまま東進して愛宕山神社に到着。
「パワースポット」などとデカデカ書かれるとちょと恥ずかしい。 |
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そりゃまぁひじょうに謎めいた場所であることは事実なんですが。 |
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取り敢えず行ってみましょう。 |
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・・・・・・約30秒で到着(笑)。
何が謎か?というとこの小さな岩山、人工的に積み上げられたものなんです。それでピラミッド説が出てる。 |
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しかし、ピラミッドと呼ぶにはあまりに小さい、低い(笑)。 |
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てっぺんには何やらイワクありげなお社もあったりします。 |
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・・・・・・そう聞くとますます何かサイキックなことがありそうな気がするでしょ? |
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ところがこれ、戦後のダム建設に伴い近所から移設されたモノで、元々は何もないただの岩の積み上げられた小山でした。。 |
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あくまで個人的な推測ですけど、かつてここに地方豪族の屋敷とかがあって、その庭に作られた築山ではないかと思います。
何でもかんでも安易にパワスポにすんな!ってね。 |
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続いては南下して衣川の女石ってトコにある、地名の由来となった「女石(おないし)」へ。 |
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松山寺というお寺の隅っこにある女石神社の拝殿裏手にあります。 |
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何でこんな小さな石が地名の由来にまでなったのかサッパリ分からないくらいに小さい(笑)。 |
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女石のネーミングの由来はまぁ見ての通り。
モリマンですな(笑)。 |
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ぶっちゃけちょとスベり気味で次のスポットへ。 |
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東に下ってすぐのトコにある磐神社に到着。 |
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サルみたいな顔した狛犬がお出迎え。 |
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磐神社の名前通りで、ここは巨石が御神体。 |
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ほぉ、ナカナカ立派ぢゃあ~りま温泉!
さっきの女石より全然磐座っぽいカンジ。 |
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柵で囲われてるんで中に入るのは遠慮しました。 |
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上手く言えないんですけど形にも趣っちゅうか風格みたいなんがあって、何となく崇められて来たのが分かる気がします。 |
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でも、村はずれ辺りで撮影敢行もいささか厳しそうなんで、ここはサッサと撤収することにします。 |
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ともあれ気付くと結構いい時間になってます。いつまでもこの辺でウロウロはしてられません。
こっから一気に100kmくらい南下せんとあきませんから。 |
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・・・・・・で、いきなり今夜の宿に到着(笑)。
今夜の宿は松島のちょっと西、陸前浜田という駅前にあるホテル浦嶋荘。 |
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まずは風呂へ。
実はこの宿、温泉ではないんですけど、浴室がヘタな温泉宿より良い、って評判を聞いたんで決めました。
「かめの湯」・「玉手箱の湯」という2つの貸切風呂があって、前者の方に入らせてもらうことにします。 |
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準備完了!
もぉ速い速い。 |
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タマにはこんな写真も・・・・・・あ、挿れてませんけどね(笑)。 |
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ほぉ!たしかにこれはナカナカですがな。 |
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陶製の小判型の浴槽が一つ。
周囲には玉砂利が敷き詰めてあって、ちょっと瀟洒な造りかも。 |
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それほど大きくはないっすね。
2人も入れば一杯。 |
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オマケに外にはチャンと露天風呂まで設えてあります・・・・・・崖が迫ってて開放感はありませんけど。 |
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こんな感じ。
超広角で撮るったらド迫力ですね。 |
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湯船は一人はいるのがやっとの広さ。
沸かし湯で広々した露天は大変ですから。 |
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下馬評通りで、こりゃぁヘタな温泉宿より雰囲気あって良いかも。 |
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ちなみにもう一つの「玉手箱の湯」は内湯のみで、大理石風呂になってます。 |
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見上げるとこんな感じ。
よくぞこの狭いスペースに作ったな、って感心します。 |
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後方の崖は鎌倉や房総半島の地形と似た感じの堆積岩で出来てます。 |
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再び内湯に戻って如何にも広角な撮り方で。 |
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一つだけ文句を言わせてもらうならば、湯舟の周囲のツルツルの黒御影は滑って危ないかも。
・・・・・・もちょっとでコケるトコでした(笑)。 |
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一応1回50分って時間制限もあるんですが、平日でお客さんも少なくアバウトで良いってコトで、ユックリできました。 |
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この他に通常の大浴場も男女別にあって、ホント温泉宿並みに風呂が充実してます。 |
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こじんまりした土産物コーナー。
土産物は明日、松島観光のついでに購入予定なんだパス。 |
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夕食の時間になりました。
やっぱ海の近くの夕食は華やかで良いっすね~。 |
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モズクとタコの酢の物。 |
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漬物・・・・・・地味なのから撮るな、ってね。 |
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天麩羅盛り合わせは海老がビッグサイズ。 |
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椀子ソバはめかぶと山芋入り。 |
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ゴリの佃煮みたいなモノ。 |
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刺身盛り合わせは割とオーソドックス。 |
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豚の一人鍋。 |
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しんじょうと姫竹、里芋の炊き合わせ。 |
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筍ギッシリの茶碗蒸し。 |
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インゲンの白和え。 |
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わけぎのぬた。 |
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給仕しながら女将さんと話したら、やはり震災以降は大変とのコトでした。 |
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ビールに続いて日本酒も注文。 |
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浅蜊の味噌汁 |
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ご飯・・・・・・とかなりおなか一杯。 |
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アイスとフルーツジュレのデザートは意外にボリューミー。 |
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今日も完食。
あれ!?焼き物はあったっけ?無かったっけ? |
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へぇ~!ワコール女子陸上部の合宿場所なんですね、ココ。
福士加代子や樋口紀子、オリンピック最後の一枠をキメた一山麻緒といった名前がありました。 |
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しっかし平日とは申せ、日本三景っちゅう大観光地近くでこれだけ閑散としてるのは、、まだまだ震災やフクイチの影響があるってコトなんでしょうね。 |
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大分好い感じに酔っぱらって、後は寝るだけです。
明日は松島観光して帰る予定です。 |
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