「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2018 山梨(前半)

初夏の朝、鏡のように山の姿を映す湖畔に到着。

天気は快晴で絶好の撮影日和。
松林の中の道を登って行きます。

絶対に秋は松茸が生えそう。
松林の中の道って、陽射しが良く通って明るいから好き。
ドォ~ン・・・・・・っちゅうても「笑ゥせぇるすまん」ぢゃないっすよ。

富士山。
思わずスマホでも撮影。
てっぺんに到着。

小さな神社が祀られてました。
コンクリートと石でできた異様に物々しい御社。

・・・・・・あ!ここが何処だかまだ言ってませんでしたね。甲府駅の北にある千代田湖白山というトコです。
白山神社系かと思ったら、八王子系でした。

恐らくは修験の流れを汲んでると思われます。
・・・・・・とここで、トレイルランニングのオニーサンが上がって来ました。

ナイスタイミング!(笑)。
その名の通り、風化した花崗岩で真っ白な尾根道の続くロケーションは太陽の方向もバッチリ。
静岡県民には申し訳ないですが、ぶっちゃけ山梨から見た富士の方が端正で美しいと思います。

ナナメって撮っといてエラそうに言うな、ってね。
ちなみにこの湖はバス釣りのメッカだそうで、朝も早よから釣客だらけでした。
今日は朝から幸先の良いスタートが切れた感じ。

何だかんだで小一時間で200枚以上撮影しました。
続いてやって来たのは、千代田湖白山のやや東方にある脚気石稲荷神社。
ものすごく変わった配置の境内。

拝殿がなぜか通り抜けで詰所みたいに質素で、そこと舞楽殿が回廊で繋がってはいるものの何となく向きが違う。
これが御神体の脚気石。
節理に沿って真っ二つに割れた巨石の隙間と後方に石を積み上げた、っちゅう天然と人工がチャンポンなたいへん珍しい磐座。
ちなみにすぐ後方を林道が通ってるのが味気ない。
山梨の巨石系の中ではスケールは地味ですが、ワケの分からなさでは相当だと思いました。
夏はしかし、陽が高くなると撮りにくいなぁ~。
ともあれ、以前から気になってたスポットの一つではあるんで、実見出来てメデタシメデタシ。
続いてはメジャーな昇仙峡をパスして下ってやって来たココ。

片山稲荷神社といって、なんか良く分からん寺の隣にあります。
草ボウボウの急な石段を上がって行きます。
いきなりこれ。

そらまぁすぐ奥が奇石奇岩の連なる昇仙峡ですから当然っちゃ当然ですが。
超広角のこうした歪みって、そのまま残した方が好きかも。
ちなみにフツーに撮るとこのように崩壊しかかってることが分かります。

かなりヤバいっすね。
さらに奥に向かうともっと巨石がありそうに思いましたが、床が抜けそうなんで止めました。
今ではもう参る人もいないのかも知れません。
すぐ下はクルマがビュンビュン通ってます。
ホント、山梨の巨石系は奥が深い。

まだまだ情報に上ってこないのがあちこちにあるのではないかと思ってます。
続いては巌宮諏訪神社。

以前訪問した穴山温泉の近く、狭い林道を突き当たったトコにあります。
拝殿にくっ付くように聳える御神体の巨石。

ちょっと雑草に覆われてますが10m近くあります。
それにしても陽が高くなると初夏とはいえさすが山梨、途端にメッチャ暑い。
いい加減お腹がも空いたので、以前からマークしてたココにやって来ました。
女子供は来なくていい、と言わんばかりの激シブで漢なメニュー。ソリッドかつハードコアと申しましょうか。

元はトラックの運転手相手のドライブインだったと思われます。
行列はないものの、お客さんでほぼ満席の店内。
いや~、これは見るからにワタシ好みの中華ソバぢゃあ~りま温泉!
いつもは大盛り頼むのを我慢して、普通にしたら誉められました(笑)。

いや、ホントは肉煮かモツ煮も頼もうと思ってたんですが、言い出せなかっただけ・・・・・・。
古典的なラーメンが好きな人にはこの店はとてもオススメだと思います。

お腹も一杯になったトコから後半スタート。
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