「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2018 石垣島(三日目)

三日目の朝になりました。

な~んかメシの写真ばっかとってるような気が・・・・・・(笑)。
トースト、サラダ、ベーコンエッグ、ポタージュ、ヨーグルトにフルーツとオーソドックスな洋食メニュー。

このペンション、料理はホントしかし美味しかったです。
窓の外はちなみに今日も雨だったりして・・・・・・ウガッッ!
お天道様には勝てんと申しますけれど、3日とも雨とはナンボ何でも殺生でっせ!
実は、ハンモック借りたりもしてたんですけどね・・・・・・まったくのムダになってしまいました。
正面に広がるのは川平湾。
チェックアウトしてそんな川平湾に向かうことにします。

ホント、石垣の砂浜はどこも真っ白。そぉいや昔は小さな瓶に詰めた「星砂」なんて有名でしたね。
先っぽまで行きましたが道が途切れてるだけで特に何もありませんでした。
その道すがら見付けたのがコレ。
沖縄特有の亀甲縛り・・・・・・もとい亀甲墓(カーミナクーバカ)です。

噂には聞いてましたけど、ムチャクチャにでっかいっすね。
さらに海沿いを町に向かって行きます。

南国っぽいガジュマルが見えますね。
「タコノキ」とは言い得て妙かも。
この辺は「名蔵アンパル」という巨大な干潟地帯になっています。
これがガジュマルの種なのかな?

ビッシリ落ちてました。
このままでは時間がもたないんで、Uターンして「石垣やいま村」っちゅう観光施設に寄ってみることにしました。
要は古民家を移築していろんな展示をするところみたいですね。
お客さんが50人くらい集まったところでやおら民謡ショータイム開始。
何か頭に乗せてますな~。

観客はこの時、三板(サンバ)というカスタネットを渡されて一緒にカチャカチャやります。
三線をバックに。

ちょっと欲しいかも・・・・・・まぁ、ワタシには「カンカラ三線」で十分でしょうけど。
竃。

竃のある家に住みたいとは思ってるんですが、実際は不便だろうなぁ~。
神棚みたいなモンでしょう。

赤と金が中国テイストですね~。
琉球着物の着付もやってくれます。

やってみたかったんですが、先客多数で30分待ちと言われて止めました。
「漁師の家」だそう。

こぉゆう展示って、「ただもう並べてみました」感をもちょっと何とかした方が良いと思われ・・・・・・。
それにしても雨がしつこく降ってます。
城(グスク)の物見台を模した展望台のようです。
昔はこんな船で大海原に漕ぎ出して行ってたんっすねぇ~。
雨だけでなく風も強くなって来ました。

ヒコーキ飛ぶのかちょと心配。
これはちょっと上流階級な人の家。

柱とかが真新しいんで移築ではなく再現したものかも。
園内には「リスザルの森」っちゅうのもあります。
結構人馴れしてて可愛いかも。
アンバルに下って行く道を行きます。
ジックリ探せばいろんな生き物がもっと見れたかも知れません。
この雨ぢゃとてもその気にはなれませんけど。
カンムリワシが飼われていました。

結構この三日間でも飛んでるのは見掛けてたんですが、写真に撮るのは難しいっすね。、
砂糖を絞る器具だったかな?
オバチャンに勧められたんで、ムーチーを食べてみることに。
要するに餅のことで、蒸して作るそうです。

色といい艶といいスライムを連想しますな。
ちなみにココは「農民の家」だそうです。
何となく視線を感じて目をやると・・・・・・
・・・・・・アンガマーの面。

他にも「ミルク(弥勒)」や「オホホ」といった、ユーモラスで不気味な面が八重山にはあります。
一言で言えば南洋渡来と中国渡来の文化が混交してる、ってコトになるんでしょうけどね。

思えば奇祭として近年名高い「バーントゥ」も、パプアニューギニアのマッドメンに似てます。
勧め上手なオバチャンに乗せられて、結局サーターアンタギーも食べることに。
琉球と言えばコレ!なシーサー。
石垣市街に戻って来ました。

ここまで何度も通り過ぎた730交差点。要は日本返還を記念したモニュメントが角っこにある、と。
黒豚キューピー。

今や牛の方が有名になってしまいましたが・・・・・・。
港町なんで、路地裏に入るとネコだらけ。
ああ、そぉいや「石垣のネコ島」と呼ばれる「南ぬ浜町」も行きそびれちゃったなぁ~。
あまりユックリもしてられないんで、お昼にします。
ヨメは素麺チャンプルー。
ワタシは魚フライ定食にしました。
コラ、チャンとカメラの方を向かんかい(笑)。
空港まで戻ってレンタカー屋にクルマを返却。
いっちゃん安いランクのヴィッツとは申せ、八丈島の時とは比較にならないほどチャンとした状態のクルマ。
石垣空港は今や乗継便まで含めると、羽田から一日何十便も飛んでる一大ターミナルです。

国際便だって台湾からのを中心にボンボン飛んでます。
また、市街地はヘタな地方都市より余程賑やかですし、かなり隅々まで開発されちゃってる感もあります。

要するに一大観光地なワケです。
天気にも恵まれませんでしたが、その辺の事前の予習がちょっと不足してたのは否めない今回の旅行でした。野外活動も一切なし。

そんなこんなで、最初に申し上げた通りのダダ滑りのグダグダ石垣ツアーもお仕舞い。

あとは一路、東京に戻りました。
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