「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2018 石垣島(二日目・前半)

石垣島、二日目の朝。

予想に反して、とてもオーセンティックな和を感じさせる朝食。
ボリュームがココは女性向なのでホッと一安心。
たいへん美味しゅうございました。

説明するまでもありませんが、鮭を中心に玉子焼、薩摩揚、納豆、モズク酢の物、味噌汁、漬物というシンプルな内容。
ちなみに部屋はこんな感じで、南の果てとは思えないシティホテル風。

もちょっと南国的なヌーッとした雰囲気のトコでも良かったかな?
も一つちなみに、二人とも歯はとても丁寧に磨きます(笑)。
かぁ~っ!今日も雨やんけ!アホ!ボケ!カス!
一気に北上して北端の平久保崎灯台にまでやって来ました。
いやもぉ見事なまでに雨に煙ってますねぇ~・・・・・・こらアカンわ。
それでも記念写真だけは撮る!(笑)
その下にある、石垣で最も美しい砂浜と言われる平野ビーチにやって来ました。

散らばってるのは何と!すべて珊瑚です。
あ~、これで晴れてたらなぁ~・・・・・・人も全然いないし。
仕方なくチマチマと珊瑚拾いをします。

今では自宅の箸置きになってたりして(笑)。
蟹の穴。

目を凝らすとけっこう浜辺にはヤドカリだのカニだのいました。
そんなこんなで本日も鍾乳洞へ。

今日は見ての通り「サビチ鍾乳洞」です。
何の花でしょうか、雨に濡れて美しく咲いています。
とてもワイルドな雰囲気の鍾乳洞入口。

どうやら個人経営らしく、あんまし整備された感じはありません。
グロテスクとさえも言える魁偉な岩肌が、覆い被さるように迫ってます。
成立の謂れがいろいろ書いてありますが、要するに石垣島全体が隆起珊瑚礁で出来てるってコトは分かりました。
受付で飼われてる人懐こい犬。
昨日の石垣島鍾乳洞とはちょっと雰囲気が違いますね。
海に向かって緩やかに下って行く洞窟。
開口部が広くて外気が入りやすいためか、黴やらなんやらで黒ずんだ鍾乳石が目立ちます。
展示される泡盛の数々。

現在、石垣島の泡盛の蔵元は6ヶ所。最もメジャーなのは「請福」でしょうか。
奥に明るいところが見えて来ました。

ココ、実はたいへん珍しい「海に向かって貫通した鍾乳洞」なんです。
所々に手作り感溢れるミニ展示があるのは、いかにも個人経営っぽい。
照明まではコスト掛けられないんでしょうねぇ~・・・・・・。
しかしこのニョキニョキ感はかなり素晴らしいかも。
その一方で、鍾乳石でグニョングニョンした部分が案外少ないのは残念ポイント。
全体的に黒っぽいのもちょと残念・・・・・・ったって、これだけはどうしようもないですけどね。
これだけワイルドなんだから、枝洞含めてもっと探勝できるようにしたら面白いかも。
調べてみると、裏山のハンナ岳から海に向かって他にも鍾乳洞は存在するみたいです。
ちょっとゴシックな雰囲気になりました。
展示されてんだか放置されてんだか、泡盛の甕。
このように見事な石柱もあります。
思えば、何だかんだで鍾乳洞はかなりの数行ってるかも。

もちょっと真剣に国内コンプリートを目指してみようかな?
あと、ここの鍾乳洞の特徴として全体的にとても天井が高くて歩きやすい。

オッチョコチョイの私はとかくよくアタマぶつけて痛い思いするんで、これはありがたいと思いました。
最も高い所で15mあるそうです。
そうして最後はポロッと海岸に出ました。
晴れてたら抜群に美しいであろう海が目の前。
いやもうこれで晴れてたら、絶対バッキバキに写真撮ってますよ。
驚くほどの海の透明度。

1月とはいえ暖かいので、膝から下くらいなら浸かれる水温です。
外でも鍾乳石が成長中。
このまま何千万年かしたら立派な鍾乳洞となるんでしょうね。
入口に戻って来ました。

いつしかさらに雨が激しくなってます。
地味でシブい商品が並ぶトコでしばらく雨宿りさせていただくことにします。
こうして余り他の人が写らないように撮りましたけど、実際は他に2~3組お客さんがいました。
少し雨脚が収まったのを見計らってクルマに戻ります。
サビチ鍾乳洞、もっと天気の良い日に来たかったなぁ~!
東海岸に出て玉取崎展望台へ。

後方に見えるのが今通って来た北島で、左後ろの最も狭くなってる部分が伊原間集落、実に陸地の幅が300mくらいしかありません。

かつては反対岸に行くのに船を担いで行ったそうです。
この展望台も観光スポットとしては相当有名なんですが、如何せんこの雨ぢゃぁねぇ~・・・・・・。
離島に来て天気が悪い、っちゅうのはホンマ困りまっせ。
だからってスゴスゴ市内に戻るのもいささか悔しいんで、野底岳に向かってみました。

野底マーペーとは山頂の巨石のことで、石垣島での真の絶景ポイントはココって言われる素晴らしい景観らしい・・・・・・
・・・・・・んですが、この天気では道もヌルヌルでどうにもならんので、山のてっぺんだけ恨めしく眺めて撤収しました。

午後は島の南部に戻ります。
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