「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2017 八丈島(三日目・後半)

八丈富士をドーンと背景にした、ココも困ったら取り敢えず行けと言われる八丈植物公園にやって来ました。
園内はかなりの広さがあります。
これで撮影キメれれば良かったんでしょうが、流石にココではムリですわ。
中は南洋イメージな植物が数多く植わってます。
良く分からんビジターセンター内の展示。
光る茸。

手持ちでここまで鮮明に光ってるトコ撮れれば御の字ですね。

さすがD810!
そうそう、ここに来たのは「がきデカ」の不朽のギャグ、「八丈島のキョン」をこの眼で観るためでした。
・・・・・・意外と遠いな。
着きました。

なんかダルそ~に横たわってます。
鹿よりは随分小さいですね。
ドイツもコイツも無気力かつ、ちょっと悲しそう。

ぶっちゃけキョンの生息数は今は千葉県が圧倒的だそうで、八丈島のキョンはココにいるだけ。
ぶっちゃけちょっとスベったかも。
いかにも南洋な生命が氾濫したかのような枝ぶりの木。
こんなトコにこんな遊具拵えてどぉしたいんでしょうねぇ~?
だって、地元民がそんなしょっちゅう来るスポットでもないですし。
ヌーッとした気候だけあって苔が元気。

実は苔の写真撮るのはケッコー好きだったりします。
鳥の頭に擬態したかのような花。
何となくちょっとグロテスク。

私は植物には知覚や思考があると思ってるので、このテのにはいささか恐怖心を抱いてしまいます。
スダジイだったかな?

思えば接写でのこういった明暗差の表現では、意外なことに最初に買ったD3100+35mm/F1.8の組み合わせが優れてた気がします。
随所に税金の無駄遣いがありますね。

サスガ東京都!持ってる予算が違う!(笑)。
南国とは申せ冬が近付いてることが伺えます。
ビジターセンターに戻って来ました。

八丈国際観光ホテルでかなりパワーを使い果たしたので、ココではフツーに園内回っただけです。
温室の方も行ってみることにします。
あ、これ花屋さんで見たことあるかも。
躑躅の親戚みたいなモンっすかねぇ。
昨日のえこあぐりまーと併設の温室より断然立派かも。
意外に地味な花が多い。
これも花らしいっす。
あ、これは昨日も見たコーヒーだ。
なかなか見応えのある温室でした。
またもや不気味な鳥頭野郎だ!
八丈植物園、普通の観光したい人にはオススメかもです。

午後からは団体が入るのか、写真屋さんが準備中でした。
実は行こうと考えてる店の開店時間が遅いんですよね。

そんなんでダメ押しのように今度は護神山公園へ。
ここには「島酒之碑」というのが建ってます。
なんでも薩摩から焼酎作りを伝えた功績を讃えて云々かんぬん。
詳しくはこれ読んでください。
ちなみにさらに上に上がってくとトーチカ跡とかあって面白いみたいですが・・・・・・
そこまで時間の余裕もなさそうなのでパス。
ここのロケーションも悪くはないんですが、実は町の中心部近くにあって、すぐ下は結構クルマの通る幹線道路なんですよ。
ちなみに今の島酒は、芋焼酎と麦焼酎のミックスみたいになってるそうです。

クセは強いけどケッコー好きかも。
ちなみにこっちは魚の慰霊碑だったかな?
こうして我々らしくもない時間調整までしてやって来たのが、有名なカフェである「空間舎」。

何と午後1時開店の殿様商売!
まぁたしかに一つ一つに気が利いてるわ、こりゃ。
外のテラスに座ってみました。

柱がエラく華奢に見えるんですが、気のせいかな?
帰る前くらいマッタリするのも悪くないですね。
チーズケーキ到着。
ヨメは紅茶党。

滅多にコーヒーは飲みません。
私はネーブルの乗っかったチーズケーキにコーヒー。
こうしてると他にお客さんいなさそうですが、中の方はそこそこ一杯になってます。
3種のジェラート盛り。
明日葉と島酒とミルクだったかな?
うん、美味い!
離島でのんびりカフェやれたらエエかも知れません。

いや、実に羨ましい。
器がどれもセンス良し。
大分空いて来たので、店内をちょっと見て回ることにします。
すみっこは小物類の販売コーナーになってました。
将来のための参考にしよーっと(笑)。
上の展望台もどうぞ、と言われたので上がってみました。
まぁ、物干し台みたいなモンっすね。

上がると予想以上に吹きっ晒しで怖い。
大坂トンネルへの道もだいぶ見慣れました。
それにしても最終日になってこの快晴!。
ちょっとアンダーに撮りすぎてしまいました。
ちなみに2階席は通常は予約の人だけしか上がれないようです。

オンシーズンには混むんでしょうね。
こういった古道具はセンスの見せ所。
そんなこんなで空間舎、有名なだけのコトはありました。
レンタカーを返却してお土産買って、あとはもう飛行機に乗るだけです。
・・・・・・ってちょっと来るの早過ぎたがな!

なんかこぉ、ちょっとヘンな部分で心配性なんです、ワタシ。
ともあれ長かった八丈島行もこれでお仕舞い。

自分で言うのもなんですが、狭い島をそれなりにディープに巡ることができた3日間だったんではないでしょうか?

どうも御退屈さまでした。
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved