2017 八丈島(初日・後半) |
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お昼はあらかじめ買ってあった「島寿司」。
ズケにした魚をワサビの代わりに辛子使って、ものすごく甘い寿司飯で握ったモノ。 |
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二種類買いました。こっちはたしか金目鯛でかなり高かったような・・・・・・。
かつて甘いものは貴重品だったので、御馳走とは甘い味付けと相場が決まってました・・・・・・が、ぶっちゃけ現代の感覚からするとちょと甘過ぎ。 |
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海岸近くの「足湯きらめき」ってトコで食べるコトにします。
いや、島の南部には飲食店が殆どないんですよ。 |
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単に海が見える足湯、ですね。
これならデカい露天風呂拵えた方が良いような気がします。 |
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雨は上がったものの相変わらず天気は曇り空。
八丈島の気候は1年を通じて風が強く雨が多いのが特徴だそうで・・・・・・。 |
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あ、でも、北の方は少し晴れて来ましたね。
ただの足湯なんですが、ムーッとしてるせいでちょっと暑くなって来ました。 |
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こんな恵まれたロケーションにどうでも良いような足湯作ってどぉすんねん?ってちょっと思いました。 |
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山の上の方に上がって有名な裏見ヶ滝温泉に到着。
火山島なのに地質的には火山礫とかで地面がスカスカなのか、温泉はこの中之郷地区を中心に後は末吉とかにいくつかあるだけです。 |
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早速脱ぎ方開始! |
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・・・・・・って、ココ水着着用なんですよね~。 |
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温泉自体はワリといい雰囲気に作ってあります。
ちなみに無料で、地元の人たちの努力でたいへん綺麗に整備されています。 |
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何でパレオまで要るねんな?(笑) |
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薄っすらと緑がかったような褐色のような湯で、後方は狭い渓谷になっています。
それにしても水着で温泉に入るってベタベタして何ともキモチ悪い。 |
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そんなんでわりと早々に上がることにしました。 |
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温泉は温水プールではない。だからハダカで入るべき、は私たちの持論(!?)です。 |
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しっかし何がそんなに物騒なのか、色んな注意書きがあってちょっと落ち着きません。 |
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盗難とかあるんでしょうかねぇ?
でも、脱衣場は湯船のすぐ横にあるんですよ。 |
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何はともあれ、温泉に乏しいこの島の貴重な一湯でした。 |
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温泉の名前の由来ともなった裏見ヶ滝に行ってみることにします。
てっきり温泉から見えるのかと思ってたら、かなり上流の方にあります。 |
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おっそろしく急な丸石積みの階段の為朝神社を通り過ぎます。
大分陽射しが出て来ました。 |
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雨上がりってこともあってますます空気はムーッとして、熱帯のジャングルを歩いてるみたい。 |
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!?
・・・・・・ちっちゃぁ~っ! |
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まぁ看板に偽りなしで、たしかに滝の裏に回ることは出来ましたけど・・・・・・。 |
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補助光なしだとかなり薄暗いです。
滝っちゅうよりは激しい雨だれくらいな感じですね。 |
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正面に回ってみました。 |
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昭和の時代、日本のハワイとか言われてウキウキしながら、それでここに来たら、かなりスベッたと思います。 |
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先ほどの為朝神社に上がってみました。
丸石をコの字型に囲って組み上げるのは、どうやらここら辺の流儀のようです。 |
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最近俄然石ころに興味のある私としてはひじょうに興味深いスポットかも。 |
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拝殿も何もないひじょうにプリミティヴな印象の空間です。 |
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それにしてもムチャクチャに急で滑りやすい階段。
距離はありませんけど、危なさでは北海道の太田神社並みかも。 |
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おっかなびっくり降りて来ます。 |
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最初に見た為朝神社はちょっとあきませんでしたけど、こっちはケッコー感動しました。 |
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温泉前に停めたクルマに戻ってさらに南下して行きます。 |
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そうして着いたのは名古の展望台。
この辺は古い火山の斜面が永年に亘って波の浸食を受けた結果、断崖絶壁となっています。 |
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真下は老朽化で立入禁止になった昔の展望台。
遥か下に見えるのは洞輪沢の港。 |
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かつて島焼酎が出てたと言われる蛇口・・・・・・まぁ、絶対ウソでしょうけど。 |
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土産物屋兼食堂は無料休憩所という名前の半ば廃墟となっていました。 |
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民宿なんかもやってたんでしょうか。 |
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遠くに見える岬は小岩戸ヶ鼻。
まったく無人の岬です。 |
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・・・・・・って、また空模様が怪しくなって来ました。
ホント、天気がコロコロ変わります。 |
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ちょっと降りてみたかったんですが止めました。
万が一崩れたら100mくらい真っ逆さまですし。 |
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洞輪沢漁港のアップ。
画面中央上、やや右に見える空色の建物は洞輪沢温泉の共同浴場です。 |
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それにしても、まるでこの休憩所、廃墟ですよね。
何か昔のモノがそのまま残ってるし・・・・・・。 |
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「かっぺた織」なる謎の織物の説明書きだけがチャンと残ってて怖いけど、肝心のかっぺた織の現物はないし・・・・・・(笑)。 |
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そろそろ宿に向かわないといけないので北上することにします。
寄り道したのは乙千代ヶ浜。ペンキでどぎつい水色に塗られてるのは海水プール。 |
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夕方近くの曇り空と相俟って何とも言えないシュールな雰囲気。 |
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ちなみに八丈島は周辺の海流が速く、周囲にサンゴ礁等の浅瀬もないため、海水浴場が殆どありません。 |
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この乙千代ヶ浜にしても、ペンキで塗られたエリアから外に出ると、すぐに沖に持って行かれてしまうそうです。 |
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・・・・・・で、いきなり今夜の宿。
メチャクチャ早起きしてやって来たんで、サスガにちょっと疲れました。 |
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シーズンオフってこともあって、お客は我々入れて2組しかいません。 |
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ガランとした食堂。 |
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風呂は残念ながら温泉ではありません。
実際、温泉湧くのは島の南部のそのまたごく一部だけなんです。 |
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でもまぁ、一緒に入れたら良しとしときましょう。 |
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---ホンマ、ムリにここでまで撮らんでええやんか。 |
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---まぁ、何でも撮るっちゅうコトで・・・・・・
・・・・・・って自分が写っちゃいました(笑)。
実を言うと、私自身はあまり写真に撮られるのが好きではありません。魂抜かれるし(笑)。 |
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・・・・・・ってなワケですぐに夕食。
これ、生の鮪。メチャクチャに美味い。オマケに食感がスゴい。官能的なネットリ感! |
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これは何だったかな?地元の魚の照り焼きです。 |
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あしたばのお浸し。
身体の中がスッキリするような味。 |
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酢の物。 |
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魚のフライ。
天麩羅ではなくてフライなのが庶民的な印象。 |
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モズクの吸い物。
すごく細くて細かいモズクでたいへん美味。 |
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そいでもって漬物。 |
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おかずと間違えて最初に箸を付けそうになったデザート。
女将さん手造りとのことです。 |
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あ、泊まったのは「八丈島パークホテル」です。
ここに2日間連泊します。 |
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ヨユーで完食。
何はともあれ今夜は早目に寝ることにしましょう。
大体、距離と時間感覚が掴めたので、明日は朝から八丈富士に登って、島の北部から観て行くことにします。 |
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