「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2016 奥会津(二日目・後半)

山中を結構走りまくって到着したのは旧喰丸小学校。

昭和55年に廃校になっています。
綺麗な状態で保存されています。
ココは映画のロケ地としても使われたことがあるとか・・・・・・。
「共通語で話そう」が泣かせますな。
戊辰戦争で賊軍となって明治政府に冷遇されたことから、会津は教育熱心な気風が強いと言われます。
一時は老朽化で解体一歩手前まで行ったそうですが、今は一転、保存となりました。
「勉強のしかた」が小うるさくて最高に笑えます。

「足うらをゆかにつけてしぜんにおく」ってメッチャ不自然ですがな。
・・・・・・大人でもこんな完璧なヤツ、いませんって(笑)。
どうも礼儀作法と勉学を一緒にしすぎなんでしょう。礼儀作法は家庭で教えるモンですわ・・・・・・まぁ、モンスターペアレントとかではムリか。
さて、ここは最高のロケーションだったんですが、特に撮影はしてません。
そのワケはこれ(笑)。
学校前で「いちょうまつり」とかゆうてみんな一杯集まってんですもん。
手前に写るいもフライは美味かったです。
まぁ、こうして古い木造校舎が大切に保存されるのはとても良いコトだと思います。
続いてやって来たのは矢ノ原湿原。

実は奥会津には渋い高層湿原が点在しています。
ここからはキャプションを最低限にします。

とにかく圧巻の紅葉です。
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湿原だけあって、湧水もあります。
これは権兵衛清水。
・・・・・・ちょっと飲むには勇気いる状態(笑)。
あ、実は意外に観光客ウジャウジャでした。
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鶴ヶ城落城後の翌日にそのことを知らないままここで激戦が繰り広げられたとかナントカ・・・・・・。
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こちらは代官清水。
塩ビ管がちょっと味気ない。
でも、こっちは飲めそうですね。
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鮮やかさだけで言えば、紅葉は北海道がやはり一番だと思いますが、奥行きのあるシブさを感じさせる点ではこの辺はかなりだと思います。

高画素番長D810の面目躍如な作品が沢山撮れました。
東京に向かってクルマを走らせながら立ち寄ったのは、荒海小学校中荒井分校。
そんな山奥ではなく、日光街道沿いをちょっと入ったところにあります。
道路事情が良くなった現在、分校は減少の一途を辿っています。
まぁ、過疎化や少子高齢化が進展して、官舎付きで教師を宛がうよりもスクールバス走らせた方がトータルコストは安上がり、ってコトなんでしょう。
・・・・・・って誰や!?と思ったら、「会津の良寛」と称された江戸時代の名僧のようです。
ともあれ、廃校っちゅうには風情が不足してました。
なもんで写真はこれだけ。

特に撮影敢行しませんでしたが惜しいコトしたかな?
いい加減お腹が空いたのでお昼にします。
最近は爆食挑戦する以外は蕎麦ばっかしですな。
粗末なプレハブ小屋みたいな建物なのにクルマが一杯停まってて、これは何かありそうだと入ってみることにしました。
メニューは要するに蕎麦だけ。
店内は満員で、ちょとテンパり気味のオバチャンに「相当掛かりますけど宜しいですか?」などと念押しされてしまいました。

断りたいくらいに忙しかったんでしょうね(笑)。
蕎麦登場!

色がやや緑がかって新蕎麦の色してますね。
天麩羅はアスパラがメイン。
店構えはこんなんですけど蕎麦の味はかなりのモノでした。

看板は「手打」となってましたが、機械打ちのようです・・・・・・でも、機械打ちの方が美味かったりするんでこれはこれで正解かと。
隣は林檎園になってます。
知りませんでしたが、この辺は林檎栽培が盛んなようです。
林檎大好きなヨメは千円の大袋購入。

大分時間も押してきたので、この後、鬼怒川を越えて一路東京に戻りました。

ちょっと出だしのタイムロスと悪天候が残念でしたが、後半は秋の穏やかな日差しが印象的な旅になりました。
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