2015 福島(初日・後半) | |
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続いてはそのままちょっと北上したトコにある西久保温泉「亀屋旅館」。 路傍の一軒宿です。 |
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旅館の犬のクセにワンワン吠えまくり。 そんなに私たちは不振なのか・・・・・・。 |
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温泉は男女別に分かれた内湯のみ。 |
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男湯全景。 若干の硫黄臭のする柔らかなお湯です。 |
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一回り小さな女湯全景。 |
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お!最近歩く姿勢が良くなったかも(笑)。 |
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湯気が凄いですね。 内湯の撮影って本当に難しいです。 |
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こういった特にギミックの無い至極フツーの温泉の良さを上手く表現出来れば・・・・・・といつも思うのですが、これがナカナカ。 |
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午後の静かな時間が過ぎて行く感じ。 まぁ、地元の人からしたらスーパー銭湯みたいな方が楽しいんでしょうけど。 |
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歴史を感じさせる効能看板。 「県」が「縣」となってるのでかなり古いものです。 |
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やはり硫化水素泉でした。 |
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廊下の隅にはひじょうに古風な体重計。 |
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民家然とした旅館全景。 |
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建物の前には大きな鯉の池があって・・・・・・ |
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その中に置かれたヒューム管からも源泉は湧出しているようです。 こういった静かな鉱泉は大好きです。 |
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そこからまた北に数キロ。 本日、2ヶ所目の廃墟物件。ここは「幽霊ペンション」と呼ばれてメチャクチャ有名。 |
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・・・・・・って、幽霊が出ようにもほとんど吹き抜け状態のがらんどうになっちゃってます。 隙間風で幽霊飛ばされまっせ、これぢゃ(笑)。 |
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人為的な破壊に加え、雪の影響で屋根があらかた落ちちゃってます。 |
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吹き抜けになった暖炉を中心とした巨大な煉瓦の壁面が印象的。 |
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・・・・・・ですが、それ以外は軽量鉄骨で組まれてるようで、かなりチープな作りです。 |
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2階は建材のジャングルみたいになっちゃってます。 |
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一つ一つの部屋はかなり小さく周囲に配されてます。 |
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シンボルとも言える暖炉。 |
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こうして見るとどんな森の奥にあるんだ!?って思いますが、市街地も近く、国道からちょっと入っただけの所にあります。 |
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前を犬の散歩させてる人が通ったりもしますし(笑)。 |
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曰く、「経営不振に乱心したオーナーが家族全員惨殺した」だのまことしやかなエピソードがありますが、実態は全く違い、オーナーも近所に健在らしい。 それでも、「森の中の洋館の廃墟」っちゅう如何にもな雰囲気はナカナカだと思いました・・・・・・聖飢魔Uの歌詞かよ!?(笑)。 |
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さらに北上し、「猪苗代緑の村」に到着。 どうしても一度見てみたかったのがこれ。 |
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沼尻鉄道の保存車輛群です。かつて、安達太良山中から産出された硫黄を磐越西線の川桁まで運んでいました。 展示されるのはDC12+ボサハ12・13の3両。 |
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軽便鉄道の象徴と言える朝顔型連結器。 |
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客車は正面三枚窓のかつては良くあったタイプ。 |
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その内部。 元はニス塗りだったのがペンキで塗りつぶされちゃってるのが興醒め。 |
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それでも保存状態はかなり良好な方でしょう。 |
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沼尻鉄道というのは実は通称で、「日本硫黄耶麻軌道部」〜「日本硫黄沼尻鉄道部」〜「磐梯急行電鉄」と何度も名称を変更しました。 |
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その最後は悲惨で、仕手筋の詐欺まがいの投機対象にされた挙句、昭和43年、突然死のように廃線に追い込まれています。 |
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まぁ、日本の硫黄鉱山は重油からの国内精製が確立した結果、昭和40年代に軒並み閉山に追い込まれてるので、遅かれ早かれ終焉はやって来てたんでしょうが・・・・・・。 |
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なお、硫黄鉱山の跡地については10数年前に訪問済。 「2001裏磐梯(初日〜二日目)」をご覧ください。 |
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いきなり今度は脱衣シーンから(笑)。 いやいや、もぉ今夜の宿に着いちゃいました。 |
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今夜の宿は、はやま温泉という高原地帯の新興温泉の一角にある「コッヘル磐梯」というトコです。 |
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ここには意外に立派な露天風呂があるってコトで選んでみました。 |
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ナカナカ雰囲気のある露天風呂ですね。 |
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背後は森になっており、残念ながら眺望は開けません。 |
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泉質はなぜか新興掘削系に多い若干黄褐色で薄濁ったもの。 |
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ちょっとノボせました。 画像は大修正。 |
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露天風呂全景。 実はけっこうかなり暗くなって来てます。 |
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もう1枚、ちょっと大胆ポーズ。 実はかなりのぼせてたりして(笑)。 |
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湧出口には析出物がビッシリ。 あと50年くらいしたらゴテゴテのいい感じになれそう。 |
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ペンションの露天風呂、ってイメージとはかなり異なり、いい感じの侘び寂び感もあります。 |
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そろそろ内湯に向かいます。 |
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内湯はこれと言って特徴の無い湯船がポンとあるだけ。 |
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ただ、こちらもタイルの床が段々析出物で鍾乳洞化してきてます。 |
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ちなみにこの浴室、客の入り込みによって男女別にもなるようです。 |
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最後に内湯全景をバックにポーズ。 |
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いろいろ貼られた効能書き。 |
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ちょっとフカしコキ過ぎぢゃないっすかね〜(笑)。 |
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まぁ、独特のヌルヌル感と芯まで温まる感じは良かったです。 |
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通常の旅館との違いって、要は和室か洋室かってこってすかねぇ? |
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・・・・・・などと感慨はともかく、夕食の時間になりました。 ここは囲炉裏端での夕食が名物になってるようです。 |
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付出は右上から時計回りに川魚の味噌漬、サンマの干物燻製、ふろふき大根、枝豆。 |
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左上から白和え、胡麻和え、お浸し、手前がコンニャクと揚げの田楽。 |
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トウモロコシのかき揚げと三度豆の天麩羅。 |
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そろそろ魚が焼けたようです。 |
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大分酔って来ました。 |
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豚の角煮。 どれも酒の進むおかずばかりが続きます。 |
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漬物。 |
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そして〆の蕎麦。 これがもう絶品。 |
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さらに酔っ払ってますね〜(笑)。 |
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写真には撮り忘れましたが、あと茶碗蒸し、ご飯、吸い物等もあったような・・・・・・途中から酔っ払ってあまり覚えてないんですよ。 写ってるのは2本だけですが、他にも日本酒やら何やらたくさん飲んぢゃいました。そぉいや食事前に部屋でもワンカップ空けたような。 |
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スッカリいい気分で部屋に戻ります。 |
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それにしても、民宿とペンションと旅館の違いって何なんでしょうね? |
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・・・・・・部屋に戻ってからの記憶がトンぢゃってたりして(笑)。 翌日は今朝通り過ぎた高玉金山に向かうことにします。 |
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