2008 初詣(三日目 能勢妙見) |
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1月3日、今度は大阪の北のはずれ、能勢にある妙見山です。
すぐ近くにまで新興住宅地が迫る中、時代から取り残されたように建つケーブルカーの駅。 |
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すぐ隣にはこれまた古風な佇まいの公民館。 |
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今は上まで道路ができたために乗客が激減し、冬季は運休しているのですが、この日はそれでもかきいれ時とあって特別運転しています。
繊細な木組みの屋根がいい感じ。 |
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一直線に山上に向かって伸びる線路。 |
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乗客は6分の入りで動き始めました。
40過ぎてもケーブルカーに乗るとウキウキしてしまう私はちょっとアホなのかも知れません。 |
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山上駅からさらにリフトに乗り継ぎます。 |
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これがまた、時代がかったシングルリフトなんですわ。
昔の公園の遊具のような派手でチープな色がいいですね。 |
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なだらかな斜面を地面すれすれにノロノロ上がって行きます。 |
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到着。
フツーに路線バスが上がってきたりしてる。ケーブルカーも流行らなくなるはずですわ、こりゃ。 |
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正式名称「無漏山真如寺境外仏堂能勢妙見山」というここは、麓のお寺の奥の院みたいなモンです。 |
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近畿では比較的少ない日蓮宗。神仏習合の影響で鳥居もあります。
あんま好きぢゃないんですけどね、日蓮宗そのものは。ファナティックで。 |
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想像以上にたくさんの縁日が出てる参道を登って行きます。 |
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幟の上の紋章は能勢の地名の由来ともなった能勢家の家紋・・・・・・ですが、北辰(北極星)信仰の影響もあるんぢゃないかな、って気がします。 |
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下界が一望に見渡せます。 |
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この寺を珍寺として知らしめているのが紋章をかたどったこれ。
門徒会館らしいですが、むっちゃくちゃにアヴァンギャルドなセンス。 |
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まぁ、カッ飛んでるのはそれだけで、あとは普通のお寺です。 |
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昨日、釣鐘が叩けなかったので派手に鳴らす。 |
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なぜか我が家、これだけは欠かさずやるんですよ。 |
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足許はカンカンに凍ってたりする。
寒いはずです。 |
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何だか狛犬が座ってたりワケ分からんですね。 |
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素晴らしく古風な門前食堂。
モデル心をくすぐります。 |
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ここは勝負事に特に霊験あらたかと言われるそうですが、御利益のほどは・・・・・あんまし勝負自体しないから良く分かりません(笑)。 |
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・・・・・・ちゃんと入りました。 |
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馬の銅像は境内の何ヶ所かにいました。
意味は何なんでしょう? |
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昔はホントこの辺って鄙びたところでなーんもなかったんですが、今や一大ベッドタウンと化しました。 |
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帰りは山道を下って行きます。 |
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例の奇妙な建物を遠望。 |
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リフト乗り場の近くには「シグナス森林鉄道」という小さなトロッコ列車があります。 |
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こんなオモチャみたいなのに、れっきとした能勢電鉄の経営。
ちなみに実物大レイアウトで有名な「桜谷軽便鉄道」もこの近所。 |
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あまりにもすることがないので・・・・・・ |
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・・・・・・かわらけ投げをすることに。 |
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あまりチャリダイエットの効果のほどは感じられませんね。 |
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こんな感じで「終わった感」いっぱいの場所なのですが、夏場は小学生の飯盒炊爨や林間学校で意外に賑わってるようです。 |
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ケーブル駅まで戻って来ました。
境内の賑わいに較べ、とてもひっそりしています。 |
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火鉢にあたりながらケーブルカーの到着を待ちます。 |
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まぁ、こんなんですが仲は良い方でしょう。 |
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行きと同じく6分の入りで動き始めました。
黒の字の烈火の部分の書き方が「ハハ」になっててかわいい。 |
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ここからさらなる能勢の珍寺っちゅうか脱力物件である「能勢の高燈籠」や「七寳寺」に向かおうと思ってましたが、上の子がドブにはまったので断念。靴買うために戻りました。
来年の課題にしておきましょう。 |
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オマケで今回の初詣で買ったもの。
餅焼き網。 |
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大念仏のお守り。 |
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中身は仏足石キーホルダー。
シブいなぁ〜。足型ですよ足型。 |
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野崎観音タオル、お染・久松の栞付き。
心中カップルが人気沸騰、って今の時代ぢゃないでしょうね。 |
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清荒神の布袋。
うっかり本体にヒビ入れちゃいました。 |
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有馬名物炭酸せんべい。 |
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タカアンドトシのライター・・・・・・全然初詣と関係ないやん(笑)。 |
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