「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 山梨(午前中)

以前の積み残しの鉱泉を回ろうと、雨の朝やってきたのは、ここ塩山。
塩山、っちゅうとどうしてもあぶらだこ4th「鮒盤」の「天狗の畦道」を口ずさんでしまうのやっぱマニアックなんでしょうなぁ〜・・・・・・。
町外れの狭い道をグングン高度を稼いで登って辿り着いたのが、ここ岩間温泉。

本日の一発目。
全国でも珍しい、神社に隣接した温泉です。
この神社自体が温泉の霊験と結びついてるとの由来が書かれてあります。
まずは神社に参ってちょっと見てみましょう。
ちょうどいい感じに「村の社」してますね。
賽銭箱は扉の小さな窓から手を突っ込むようになってました。
雨に濡れる本殿。

最近、このような小さな寺社仏閣を丹念に回るのも面白いかな〜?などと思ってます。
これは社務所。

隣にほとんど一体となって旅館はあります。
早速入湯。

誰もお客さんはいなさそうなので、いっしょに入れるようにお願いしました。
寒い!撮るんならはよ撮って!、とか言ってる(笑)。
お湯はこの谷筋の温泉群に共通する、ひじょうに特徴のないものです。
浴槽全景。

広い方が熱めの湯になっています。
寒がりのクセにいきなり熱い方はイヤとか抜かしよる。
一方ここには、この寒いのにカラスの行水な野郎が。
だいぶ暖まってチョーシが出てまいりました。
だからといって朝もはよから律儀にカラダ洗わんでも・・・・・・。
こういう無色透明無味無臭のお湯はしかし、入り飽きしませんね。
外の畑をバックに。

しかし、何でこんなにアップの写真が多いのかっちゅうと・・・・・・
雨と寒さと室内の湿気のために、引いて撮影できなかったのです。

窓の反対側をバックに。
湿気がストロボに反射して起こるハレーションを避けようと、ストロボ無しで撮るとこんなんだし・・・・・・。
ともあれ、村の静かな鉱泉宿といった落ち着いた佇まいの温泉です。
あまりこの数年は体型変わってない・・・・・・かな?
ともあれ朝一発目がいい雰囲気で、
・・・・・・上機嫌。
効能書きには実に明治41年の日付がありました。
応接セット、ってなぜか子供が大好きなモノ。
民芸品が並べられたロビー全景。
館内には自衛隊関係のポスターがいっぱい貼ってありました。
・・・・・・まったく読めません(笑)。
この岩間温泉、あまり塩山界隈の温泉のなかでは語られることのない温泉ですが、とてもいい雰囲気でした。
立ち去る私たちと入れ替わりにやって来たのは若いカップル。

お歳からするとかなりの温泉マニアと見受けました。
続いては、以前からの懸案であった塩山の爆食系食堂「白彩」。
勝沼から塩山に向かうバイパスの途中、このガソリンスタンドの対面にあります。

勝沼から走って、巨大な「オ」の看板が見え出したら近いです。
ここの名物は・・・・・・って、見たら分かりますね。
「とろけるもつ煮」も有名。
まずは「もつ煮」到着。
マジでムチャクチャ美味い!ホンマにとろける柔らかさ!

一瞬でなくなりました。
天ぷら嫌いの上の子はこれ、「まぐろ丼」。分厚いマグロが6切れ。

650円は実に安い。
・・・・・・で、「天丼」(大)。何ぢゃこれは!?

実に海老が7本も突き刺さってます。
しかし、真打は「あなご丼」(大)でしょう。

約30cmの穴子、海老が3匹、芋、南瓜、山菜が丼の上に散乱!!
のけぞるみんな。
「あ〜、漬物忘れてました〜!」って、持ってきたのが白菜浅漬けテンコ盛り。
さらにはデザート代わりに「信玄餅」。
巧みにみんなで分け合いながら完食!!味の方もとてもGoodで、海老の歯ごたえには感動しました。味噌汁も美味い。

ちなみに呆れたことに上の子はもつ煮をお代わり。最近、私より良く食べるかも。
いやもう、実に凄まじい食堂です。昼時はメチャクチャに混むそうなので、行くなら早めの訪問が吉でしょう。

午後は東京方面に戻りながら温泉に入ります。
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved