「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 長崎(八日目)

泊まったのはこんなトコ。
すごく大きな東屋が横にあったおかげでいろいろな支度ができてベンリでしたが・・・・・・
裏は墓地だったりする(笑)。

翌日になって気づきました。知らぬとはなんとシアワセなことでしょう。
出張で来てる人間とは思えませんな・・・・・・。
天気がようやく好転しそうなので、有料道路で仁田峠に上がってみることにします。

正面に普賢岳が火砕流の痕も生々しくそびえています。
島原の町並みはかすんでいました。
ここに来るのは初めて。

単なる有料道路のピークでした。
木が立ち枯れになっているのは、噴火のときの火山性のガスのせい。
レストハウスに立ち寄ります。

ここからケーブルカーが出ていますが、まだ時間が早いので動いていません。
仕方なく投げやりな朝食。
建物の脇から山頂に元あった神社に向かう登山道が出ていました。
そのまま下って、昨日の小浜温泉の上の方にある「とけん山公園」にやって来ました。
いや〜、軽とは思えんくらいに速くて広いクルマでしたよ、コレ。
公園の外れに神社があります。
生目神社といって九州特有のもので、その名の通り眼疾にご利益があるとか・・・・・・。
穏やかな橘湾が見渡せました。方角からすると、夕方はさぞかし綺麗でしょう。

遠くでブラスバンドの練習する音がブーカブーカ鳴ってるのが聴こえます。
さらに下って海沿いに出て唐比温泉に到着。

いかにも公営の温泉センターが一軒あるだけの所です。
こざっぱりとした建物で、それなりに繁盛してるようです。
かなり大人数の宴会の準備中でした。
廊下の突き当たりが・・・・・・
海を望む浴室。

なにせ公営なので意外さ等は全くありませんが、明るくて清潔な雰囲気です。
外は棕櫚の並ぶのがいかにも南国の佇まい
湯船そのものはさほど広いものではありません。
入り口付近をバックに。

最近、この手の施設って必要以上にバリアフリーにしてあることが多いような気がします。
脱衣場はわりと殺風景。
効能書きはもっと殺風景(笑)。

せめて額縁に入れたらいいのに。
渋い共同浴場もいいですが、カラダ洗ってサッパリしたいときはこのような施設の方が便利かもしれません。
そのまま諫早に戻ってレンタカーを返却し、バスターミナルへ。

あとは空港に向かうだけです。
それにしてもバスターミナルってどこか疲弊した感じが絶えずあって、駅のようなシミジミ感に乏しい気がする。
空港で遅い昼ごはんにしました。

「焼肉丼と五島うどん」のセット、っちゅうのを頼みました。なんだか太い冷麦のようなものです。
することないので喫茶スタンドで焼酎ワンカップなぞ飲んだりして・・・・・・もぉ回る回る。
ゲ!ちっちゃ〜っ!・・・・・・と思ったら名古屋行きで安心。さらにロビーでゴロゴロしてから機上の人となり、無事東京に帰還。

・・・・・・ってなワケで浦上をフリダシの長崎行の紹介、これにてお仕舞い。お付き合いありがとうございました。

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