「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 長崎(三日目)

朝、宿の近くで。

太陽の塔を単純化したような地神。何で猫が隣なんでしょう?地神⇒荒神⇒竈神⇒猫とか?
朝日の中の諫早駅。
駅前はまぁまぁ拓けています。
町の全体図はデジカメに収めて、地図代わりに見ながら歩くことが多いです。
佐世保行きの普通列車がやってきました。
寝てるうちに佐世保到着。

今度は旧・国鉄松浦線である松浦鉄道に乗り換えます。真新しい高架駅で何だかベッドタウンの駅の風景みたい。
猛烈に寂れた2つ目の中佐世保にて下車。

仕事先に向かいます。
それにしてもこんなところが「中央」とはヘンだな〜、と階段を下りると、確かに町の中心街で驚きました。
テキパキと用事を片付けて、あとは自由時間。

暑い中を散策しながら・・・・・・
・・・・・・やっぱ佐世保っちゃこれでしょう!佐世保バーガー!
アーケードの出口近くのお店に入りました。
具、全部入りのスペシャルバーガー・レギュラーは630円也。

恐ろしいサイズです。
実はセットで買ってたりして・・・・・・(笑)。

ちなみにポテトもテンコ盛り、ドリンクはセルフサービスで入れ放題、と全てが豪快。

ま、この際カロリーのことは考えないことにしましょう。
トマト・レタス・チーズ・ベーコン・目玉焼き・パテ等が地層のように積み重なってます。

これ食べたらメガマックなんて掛け声だけの児戯に等しい代物ですね。
賑わいを見せるアーケードの商店街。

近頃、地方の商店街の沈滞が叫ばれる中、活気があるのはうれしい。実はここの楽器屋で、ものすごい珍しいデッドストックのピックを何枚か見つけて買いました。
佐世保バーガーの元祖といわれる「ブルースカイ」。とても小さな店です。

定休日でしょうか、閉まってます。
ここも有名な「ビッグマン」。

しかし、さっきのが大きすぎてとても2軒目に挑戦する気になれず。
さらにそのすぐ近くのこれまた有名店「ベースストリート」。

休みともなればどの店も行列ができるのでしょう。
あまりに暑く、見物は早めに切り上げることにしました。

アーケードを外れた路地の奥に・・・・・・
・・・・・・西佐世保の駅。
朝の佐世保中央とは200mくらいしか離れてません。

向こうにはトンネル入り口が見え、まるで山峡の駅みたいなのですが、右の壁はデパートだったりする。
実際に見ないとこれらの駅の異様さは分からないと思います。
棕櫚の木が南国らしい佐世保駅前。
帰りは快速に乗ります。
バブルの夢の跡、ハウステンボス。

まぁ、そもそもの計画に無理がありましたな。
海岸線に沿う大村線は本数もまぁまぁ多く、それなりに亜幹線としては頑張ってる方でしょう。
穏やかな内海の景色が車窓から楽しめます。
途中の駅も比較的立派で、鉄道が華やかだった時代を今に伝えます。
宿に戻って優雅にシエスタを決め込み、日の傾きかけたころから旧市街へ。
巨木に囲まれた諫早神社の横を通り、川沿いに行きます。
本明川の川原は散歩道となっていて歩きやすい。
城下町だったんですね〜。
ムッチャクチャに寂れた本諫早商店街。

夕餉の買出し時間だっちゅうのに人が歩いてない。
このような空きテナントだらけ。
この本屋には破産の張り紙がしてありました。
こうして歯抜けになった跡地を侵食するかのようなマンション。

気が滅入ります。
それでもちょっと離れると、古い景色はあちこちに見ることができます。
ガランとした公設市場。
三方を海に囲まれ土地が低いため、町の中はこのようなクリークがあちこちに見られます。
何度も大洪水に見舞われているためでしょうか、海岸線からはけっこう離れているのに恵比寿の石像はあちこちで見かけました。
とんでもなく平べったい商店。室外機やポスターの大きさからすると、1間幅しかありません。

もはやトマソン物件に近いですね。
好ましい佇まいの中華料理屋。
この店もいい味出してます。

うどん200円はなかなかパンクな料金設定。
昼の佐世保バーガーがあまりにすさまじく、また、歩き回って疲れたので、この日は弁当で簡単に済ませて就寝しました。
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