2007 郡山〜いわき(初日 午前中) |
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5月、いつものパターンで急に思い立って福島に向いました。
一発目は須賀川の西方の山中にある滝ノ湯鉱泉。背後の山では山桜が満開。 |
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赤い屋根が印象的な、重厚な一軒宿です。 |
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玄関を上がると熊の剥製。 |
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早速浴室へ。 |
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歴史を感じさせる浴室入口と流し。
左が浴室です。 |
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露天風呂があるわけでもないのになぜか脱衣場には外に出る扉が。
繊細な飾りの入った格子が美しい。 |
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朝からいい佇まいのところに当たって機嫌よし。 |
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ポツンと湯船が一つあるだけのシブい浴室内部。 |
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ゲゲッ!猛烈に熱い!
変わった匂いのする鉱泉が湯船いっぱいに湛えられています。
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入って左奥の窓側をバックに。 |
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入口をバックに。
背後の木の扉は隣の浴室への入口。浴室は2つに分かれていますが、特に男女の表記はありませんでした。適当にグループ単位で入るのでしょう。 |
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こぉゆう時、ついつい開けて見てみるのは人間の習性かも(笑)。 |
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湯船は5人も入れば一杯くらいの小さなものです。 |
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ようやく適温になりました。
朝イチの鉱泉ってホント、熱々に沸かしてあることが多いですね。 |
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もう一枚ツーショットで。 |
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家族全員で。最近はあまり背が変わらなくなってきました。
ホントは子供たちを撮った写真もたくさんあるのですが、諸状況からアップは極力控えでいます。ツマラン世の中ですね。 |
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窓からの眺め。
林と納屋が見えます。 |
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これは隣の浴室。
まったく左右対称で同じ造りになっています。 |
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そろそろ上がることにしましょう。 |
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いかにも鉱泉らしい、素晴らしいところでした。
・・・・・・それにしてもお湯とは違うヘンな臭いがする。 |
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あ!犯人はコイツか!?(笑) |
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脱衣棚をバックに。 |
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外に出る扉を開けてみました。
風呂を沸かす薪が積み上げられています。 |
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外から見たところ。 |
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浴室の外観。
こうして見るとさほど古いものには見えません。モルタルで外装を覆いなおしたものでしょう。 |
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煤けた風呂の沸かし口。 |
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女将さんにソックリな子供たち。
人見知りもせずひじょうに人懐こい。 |
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玄関をバックに。 |
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建物の軒の深さがよく分かります。 |
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片隅の小屋にいたリッパな軍鶏。
ナカナカ偉そうな態度。 |
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道路にまではみ出して積まれた大量の薪。
滝ノ湯鉱泉、春の山村にいかにもふさわしい、長閑な湯治場でした
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続いてやって来たのは、郡山東南の山中にある中津川鉱泉「藤屋旅館」。通称「ザクの湯」と呼ばれるここ、ものすごく迷いました。
家族はみんな野良仕事に出ており、高校生の息子さんがお出迎え。
天井にはいくつもノスズメバチの巣が飾られています。 |
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たいへんシンプルな効能書き。
放射能泉だそうです。 |
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二つ並んだ浴室の、奥の小さい方に案内されました。 |
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いったん脱ぎかけて、「また激熱とちゃうん?ちょっと湯加減見て〜よ」とか言ってるところ(笑)。 |
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「OKOK!ちゃんと水でうめたがな」 |
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実際ここもおそろしく熱くなってたのですが、何せ湯船が小さいので、ちょっと水を入れるとすぐに適温に。
サラッとした清澄な湯があふれています。 |
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窓の外は普通に家の庭。
隣の家のデリカとかが見えたりする(笑)。 |
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お湯は岩の間の細いパイプからチョロチョロ出ています。
上にまたがろうとしましたが、グラグラしてるので断念。 |
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いささかノボせた。 |
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子供たちはタフに遊びまくる。 |
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入って右、入口横。
たいへんシンプルなカラン。 |
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狭いですが、陽光あふれる気持ちのいい浴室ですね。 |
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もう一枚庭をバックに撮って上がることにします。 |
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風呂の狭さのわりに脱衣場は広い。 |
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生活感あふれる浴室入口の通路。 |
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浴室から玄関方向を望む。
塩ビ波板で囲われてあるのは冬の積雪期を考慮してのことと思われます。 |
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逆に浴室側を望む。 |
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大きい方の浴室。
最近は使ってないのか流しは乾ききり、浴槽に湯は見事に入ってません。 |
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ともあれここも大当たりな鉱泉でした。 |
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そろそろおいとましようとしていると・・・・・・ |
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・・・・・・お昼で家族のみなさんが田圃から戻ってきました。 |
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こちらは自炊棟とおぼしき建物。
今は使っていない様子です。 |
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樋が落ちかけた浴室全景。入湯したのは向って左で、明らかに狭いコトが分かります。
浴室の中からホース引っ張って長靴の泥を落とすのはここのご主人。 |
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手を振って見送ってくれる女将さん。 |
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ちなみにこの鉱泉。地図その他では「中津川鉱泉」となっていますが、この旅館自身は「下滝鉱泉」と名乗っています。
午後からは東に向って行きます。 |
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