「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 中部(六日目)

朝の写真は変わり映えしませんな〜。
雨も何とか上がりました。
雨に濡れる寂れた佇まいの木崎湖温泉街を行きます。
遊覧ボート乗り場も濡れそぼってもの寂しい佇まい。
意外に途中が混んでしまったので、そのまま南下して伊那までやってきました。
昨年の冬、レコーディング合宿したとき気になってた高烏谷鉱泉にやってきました。
急な坂道の突き当りにある一軒宿です。
ガーン!閉まってるやおまへんか!

その後判明したのですが、ここは今は源泉が枯れて普通の水を使ってるそうです。
そこからさらに奥に行ったところに宮下鉱泉、といのがあるらしく探したのですが、どれだけ探しても見つからない。
道を尋ねたら、10年以上前に消滅したとのことでした。

オバチャン、こんなところにやって来るなんて、って感激してトマトをたくさんくれました。本当に通りすがっただけなのに、ありがとうございました。
さて、いい時間になってきたので市内へ下ります。
そう、伊那名物「ローメン」に再び挑戦しようと・・・・・・。
元祖といわれる「うしお」にやって来たのです。

この店、極端に営業時間が短い。
外観はモダンな感じですが、店内は昔ながらの食堂の雰囲気です。
ローメンと並んで名物の「うしお煮」という名前のモツ煮。

これが柔らかく、アッサリしてて実に美味。
メインのローメン到着。

これは超盛、610円也。名店の割に物分かりのいい値段です。
ヤキソバのつもりで食べたら少々勝手が違うので戸惑っています。
思えば不思議なことに、調理する音が聞こえませんでした。

一体全体どのようにしてこしらえてるんでしょうね?
メニュー。

一番高いセットでも1,200円っちゅう安さです。
ラーメンは450円から、ローメンは490円から。

ラーメンは50円ピッチで大盛りになりますが、よく分からないことにローメンの方は70円、50円、90円ってピッチで大盛りになっていきます。
伊那の町はいかにも地方都市らしい古い佇まいが残っています。
「健在」・・・・・・って、怖すぎまんがな!(笑)。
北上して塩尻の近くにある「間登男ノ湯」にやって来ました。
まったく途中の道にも看板らしきもののない、謎めいた鉱泉宿です。
犬がワンワン吠えまくってうるさかったりしますが、写真では伝わりませんね。
のわ〜!!こっちも休みやおまへんか!!

ただ単にお休みなだけで休業してるのではなさそうです・・・・・・ま、この辺りにも何ヶ所か課題のところが残ってますので、そのうち再訪することにしましょう。
塩尻はブドウ作りが盛んでワイン醸造元があったりもします。
無人販売を見つけました。
ムチャクチャ安い!!

たくさん買い込んでしまいました。
中央道に乗り、SAで土産物の買い込み。
不思議な色に濁った諏訪湖を見下ろすところで、長かったこの旅のレポートもおしまい。

あとは一路東京に戻りました。

----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved