2007 中部(三日目 福光〜氷見) |
|
 |
海に向かう途中、ホントは他にも2〜3立ち寄る候補があったのですが、どこも平日で湯が入ってないってことで断られてしまいました。
仕方なく医王山近くのここに入ろうとしましたが・・・・・・ |
 |
・・・・・・意外に混み合ってるようなのでパス。 |
 |
そのままキトキトの町として近年名高い、氷見にまで来てしまいました。
旅館に行くにはまだ早いので、時間つぶしに遊覧船に乗ることにします。 |
 |
この時点ではまだ全然なにも期待してませんでした。 |
 |
船の運転席って、どんなに新しくても古めかしい感じがすると思うのは私だけでしょうか。 |
 |
下はラウンジ風になっていますが誰もいません。 |
 |
出航!!
大音量で演歌が流れる、っちゅうのが激しくダサく、何ともいい感じ。 |
 |
思ったよりも猛スピードで、船は沖合い目指して驀進して行きます。 |
 |
カモメの餌にかっぱえびせんが売られているので買いました。
ものすごい沢山のカモメが船を追ってきています。 |
 |
一種の餌付けですよね、これも。 |
 |
お〜、こっちにも寄ってきた寄ってきた。 |
 |
見事にキャッチ!こりゃ〜めっちゃおもろい。
しかし、指先のえびせんだけ取っていくとはものすごい視力と運動能力。 |
 |
なかなか下の子のは取ってくれない。
ビビッて腰が引けてるるのが鳥にも分かるんでしょうか。 |
 |
こう言ったら何ですが、意外なくらい楽しめました。 |
 |
しかし昼間はあんなに晴れてたのに、ちょっと雲行きが怪しい。 |
 |
ちなみに富山湾は駿河湾と並んで深い港として有名です。
この深さが、ホタルイカや白エビといった珍味を生み出しています。 |
 |
・・・・・・なーんて、講釈はどぉでもいいですね。
今夜の宿である氷見松田江温泉「民宿あおまさ」に到着。 |
 |
いや〜、何か田舎の家に来たような気取らない感じがいいっす。 |
 |
いかにも海辺の民宿、って雰囲気ですね〜。 |
 |
周囲はまったく特徴のない町並みが広がります。
すぐ向こうをJRの線路が通っていて、たまに列車の走る音が聞こえます。 |
 |
風呂の用意ができるまで少々間があるので、周囲を見てみることにします。
建物を玄関側から望む。すぐ右手には海が広がっています。 |
 |
裏手にあるこの塩ビ波板で囲われた物置状の小屋こそが・・・・・・ |
 |
一部では超有名な混浴の浴室。
屋根が片流れ、っちゅうのが味ありますね〜。 |
 |
明日は雨かなぁ〜・・・・・・。 |
 |
・・・・・・では、用意もできたみたいなので、件の風呂に入ることにしましょう。
カーテンで仕切られただけの脱衣場。ちなみにここも半透明の波板なので外からは透けて見えます。 |
 |
強烈な石油臭さが鼻を衝く浴室には、大きな湯船が一つ。
赤褐色で濃厚な湯。 |
 |
壁だけでなく屋根も塩ビ波板張り。
夏の日中とかとても暑くなりそうです。 |
 |
何と言いますか、全部がアバウトな作りですね〜。 |
 |
ちなみに浴室の隣は調理場だったりする(笑)。
夕食の調理をする物音が聞こえていました。 |
 |
温度はかなり低め。
言うまでもなく外はいきなり海岸。 |
 |
「これって単なる海岸ちゃうん?」とか言ってる。 |
 |
実際、ホント単なる海岸なんですわ、これがもう。
犬連れて散歩してる人とかが遠くに見えました。 |
 |
ホラ、海やで海〜♪ |
 |
・・・・・・ってアンタ〜、これて外から丸見えやんか〜! |
 |
ホンマ、人来たらどぉするんな〜?
・・・・・・とか言いつつ苦笑してチョキ(笑)。 |
 |
壁に立てかけられた風呂のフタは、褐色というよりは鮮やかな山吹色になっています。 |
 |
子供たちもこのチープかつ不思議な作りが気に入ったみたい。 |
 |
ホント、なんとも面白いお風呂です。
・・・・・・ポーズはチョキばかりであまり面白くありませんが(笑)。 |
 |
壁の色はちなみに元々の色。
多分、湯の色とコーディネートしたのでしょう。 |
 |
温泉そのものはあまりサッパリできるタイプではないので、念入りに洗うことにします。 |
 |
最後まで浴室内には強い石油臭が漂っていました。
あくまで想像ですが、温泉に油分が含まれているものと思われます。 |
 |
最後にアップで一枚。 |
 |
アンタも写真ばっかり撮ってんと!!
・・・・・・ハイ。 |
 |
ともあれ、記憶に残るユニークな温泉と言えます。
なお、ちゃんとした(?)内湯も別にあります。 |
 |
風呂から上がってしばらくすると夕食の用意ができました。
1階の座敷に向かいます。 |
 |
うわぉ!いきなりこれ!巨大船盛り。
マグロ・イカ・ハマチ・甘エビ・生カニ・白バイ貝・・・・・・あ〜!白身魚はなんだったっけ? |
 |
無論これだけではありません。
トマト羹、焚き合わせ、カニ酢、茶碗蒸しに・・・・・・ |
 |
ワタリガニ、ブリ、サザエの焼き物。 |
 |
さらには天ぷら盛り合わせ。
中央にあるのは白エビのかき揚げ。 |
 |
これでもか!の漬物。この茄子は美味しかったなぁ〜。
奥に見えるのはカニ刺の甲羅を焼いたもの。 |
 |
サザエのこの部分、私はケッコー好きなんですけど・・・・・・。
ニガテなヨメは複雑な表情してます。 |
 |
まさに死闘!ようやく全部食べ切りました!子供の料理も大人と大差なかったので、かなりキツかったです。
特筆すべきはカニ刺・・・・・・この時期は冷凍モノだと思いますが、これがもぉ絶品でした。 |
 |
もぉ〜おなかパンパン、って昔CFああったなぁ〜(笑)。 |
 |
お腹が苦しくて動く気になれず、部屋に戻ってもダレまくり。
海側の部屋では地元の団体が入ってドンチャン騒ぎ中。 |
 |
明日はいったん北上し、そして再び信州を目指します。
ちょっと天気が心配です。 |
|
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved |
|
 |