2007 中部(三日目 新大牧〜五箇山) |
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朝になりました。
キャンプ場の名前はどうやらこの管理棟から取られてるようです。 |
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明るい中改めて見ると、ここもまたお札屋敷状態なのがよく分かります。 |
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多分すごくマジメな方で、何か一言書いてぶら下げないと気がすまないのでしょう。 |
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中尾高原温泉開削の記念碑がありました。
ここが源泉なのですね。 |
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ともあれ、チャッチャと準備して出発です。
今日は一気に北上して富山まで行かねばなりません。 |
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・・・・・・ってなワケでもう、富山(笑)。
いったん海沿いにまで出て、高岡から五箇山に抜けるラインを分け入って来ました。 |
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富山は日本でも有数の高低差の激しい県で、ちょっと平野を離れるとこんなんです。 |
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「ボートでしか行けない温泉」で有名な大牧温泉の下流、近年引湯されて拓けた新大牧(長崎)温泉の「民宿おかべ」に到着。
ちなみに、ボートでないと行けない、は実際は演出らしいですが(笑)。 |
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こころよく入浴OK。
玄関こそ民家風ですが、中はひじょうに立派な作りでビックリ。 |
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風呂は2階ににあります。
男湯/女湯の別は見ての通り、ムチャクチャ分かりやすい。 |
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その間の扉がケッサク。
開けるといきなり露天風呂になってます。こんなん他に見たことない。 |
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早速入湯。
いきなりダレてる上の子・・・・・・ま、ここまで山の中をひたすら走ってきましたし。 |
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男湯。
特記すべき点はありませんね。 |
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男湯から見た露天風呂全景。奥で女湯とつながっています。
上は建物の屋根になっていますので、正しくは半露天、と呼ぶべきでしょう。
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こっちはこんなに行動迅速なのに、まだこれからの女性陣。 |
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女湯はダム湖に向かって眺望が開けています。
入って左奥を見たところ。 |
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こっちは入って正面奥。
男湯より狭いですが、こっちの方が開放感があって明るい。 |
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まずは暖まらないと・・・・・・。 |
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・・・・・・というのも露天風呂がムチャクチャ温いんですよ。
背後は男湯。つまり、男湯と女湯の間に混浴の露天風呂がある、という構造ですね。 |
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あまり露天風呂って感じがしません。 |
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全員何かエラく色黒に写ってしまった・・・・・・。 |
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前述の通り、露天風呂の湯温はかなり低め。
おそらく非加熱で源泉そのままと思われます。 |
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件の扉を内側から見たところ。 |
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開けると当然そこは廊下。 |
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一緒に入ってもいいですよ、とのことだったので、男湯に移動。 |
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男湯から露天風呂/女湯方向を望む。
こうして見ると、露天風呂というより、窓をこしらえなかった内湯、って感じ。 |
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どれもそんなに大きな浴室ではないのですが、独占して使えるのは気持いい。 |
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湯の注ぎ口だけが若干暖かいので、そこにへばりついて離れません。 |
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う〜ん、いいかげん痩せなくては・・・・・・。 |
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下の子撮影。
妙にカメラの扱いが上手いんですよ。 |
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窓の外はどぉなってるんかな〜?、と。
・・・・・・単に駐車場でした。 |
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アップで一枚。
人工的な風呂ですが、こじんまりした佇まいには好感が持てます。 |
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こうしてよく見ると、お湯がわずかに白濁していることが分かります。 |
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昨夜はカラダが洗えなかったのと、お湯が清澄なので洗うことに。 |
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あ〜、スッキリ(笑)。 |
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ともあれ、落ち着いて入れてメデタシメデタシ。 |
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効能書き。
・・・・・・自分が写り込んでしまいました。 |
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もう一枚の効能書き。
なんと言うか、こういう分かりにくい表記のモノを額縁に入れても仕方ない気がするのはワタシだけでしょうか? |
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館内は「モダンで大胆な民芸調」といった雰囲気にまとめられています。 |
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玄関周りも民宿のイメージからかけ離れたスタイリッシュな造作が感じられます。 |
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ホント、まるで旅館です。 |
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外から見た露天風呂全景・・・・・・ケッコー丸見えやがな。
左が男湯。 |
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いつか泊まりで来てみたい、と思わせる雰囲気を持った宿でした。 |
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そのまま白川郷方面に走って、めでたく世界遺産に登録された(笑)相倉の合掌造り集落にやってきました。 |
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右も左も合掌。
何か映画のセットみたい。 |
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資料館に入ることにします。 |
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まぁ、民具が並べられてるのは日本中どこでもいっしょですね〜。 |
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見事な造形美を見せる屋根裏の様子。
驚くべきことに釘は1本も使われていないそうです。それで数mの豪雪に耐えるのだからスゴい。 |
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あ、鬼灯だ。
お土産に加工するのでしょう。 |
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こうして見ると、ずいぶん豪壮な建物であることが分かります。
すなわち、それなりに経済的に潤っていたのです。 |
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このような雪深い山里でこうして立派な集落が存続しえたワケは、ひとえに黒色火薬に欠かせない「硝石」の製造を行っていたからです。 |
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お寺まで合掌・・・・・・ん!?お寺だから合掌? |
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ほとんどが民宿や土産物屋となっている中で、ここは一般の民家のようでした。 |
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田んぼがあり畑があり、お寺があり、お堂があり、神社がある、しかしその他の夾雑物はなにもない・・・・・・ホンの数十年前まで当たり前にあった風景が珍しくなってしまっていることに改めて考えさせられます。 |
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ライトアップのための投光機も合掌・・・・・・そこまでせんでも、ねぇ。 |
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おなかが空いたので、土産物屋兼食堂に入ることにます。 |
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ちょっと移動距離が多かったのと遅くなったのとで、少々お疲れ気味。 |
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とは申せ、今夜の夕食のことを考えてザルソバと・・・・・・ |
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きつねうどん・・・・・・ |
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後は冷奴、と軽めにすることにします。
この豆腐にはかなり感動しました。 |
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何か食うとすぐ元気が出る。 |
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こっちはあまり食べることに興味なし。 |
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でも、どっちも甘いものは別腹、と(笑)。
これから山を下って海に向かいます。 |
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