2007 中部(二日目 塩沢〜栃尾) |
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キャンプ場の朝。
実はこれまで御岳山に白樺のイメージがまったくなかったんで、ちょと意外でした。 |
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かなり冷え込んでます。 |
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寝起きはいい方。
っちゅうか、上の子はムリしてでもこぉゆうときは頑張るタイプ。 |
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他はとても綺麗なのに、ここだけはやや荒れた感じの炊事場。 |
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ともあれ出発です。
今日も上天気です。 |
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値はそこそこ張りましたが、ひじょうに設備の整った快適なキャンプ場でした。 |
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以前からの懸案だった塩沢温泉に到着。
開田高原から岐阜側に少し下って、山に分け入ったところにあります。 |
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渓谷の深い緑に覆われた「湯元山荘」全景。
何ちゅうか絵に描いたような山峡の温泉宿の佇まいで、プラモデルの温泉宿を想い出しました。 |
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源泉櫓。
温泉の対岸にあり、黒いゴムホースが川を渡っています。
そういえば、今はなき北海道の臼別温泉もこんなんだった記憶があります。 |
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宿へはこのように、小さな木の橋を渡って行くのがこれまた好ましい風情ですな。 |
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ちなみここ、今は廃業しているので、正しくは「湯元山荘『跡』」と呼ぶべきなのかもしれません。 |
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ただ、地元の人々の手できれいに整備されており、いつでも営業再開できそうな雰囲気。 |
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川に面した露天風呂の全景。
対岸には析出物がゴテゴテに固まった石灰華が見えます。 |
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準備完了。
夏とはいえまだ早朝なので、かなり寒かったりします。 |
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石灰華の上にポンプが乗っかってるのが望まれます。 |
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ハエ叩きを手に。
湯は御岳界隈では一般的な緑がかった茶褐色です。 |
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渡ってきた木橋をバックに。
実際、ハエ叩きはアブの撃墜にかなり役立ちました。 |
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ちなみに泉温がかなり低いので、秋以降は寒がりの人には無理でしょう。 |
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建物の前には木の生えた巨岩、と、ホントできすぎた箱庭のようです。 |
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脱衣場はありませんので、服はこのように周囲に適当に。 |
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谷底ってこともあって、風呂から上がると風が冷たい。
大急ぎで着込んでます。 |
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谷の奥をバックに。
ともあれ朝からひじょうにいい雰囲気のところに入れて大満足。 |
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露天風呂のところから見た建物全景。
右端は内湯で、見たところこれもいい感じでした。もちろん、今は湯は入ってませんが。 |
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露天風呂の対岸のポンプの横にも小さな湯船。
何でこんなすばらしいロケーションの宿が廃業してるのか、いささか理解に苦しむほどに、とても良い佇まいの温泉でした。 |
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そのまま高山市内にやってきました。
あ〜、去年の秋も来たんだった。 |
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朝から何も食べてないので、営業を始めたばかりのテイクアウトの店で「飛騨牛の串焼」を買います。 |
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橋のたもとの有名な団子屋で、みたらし団子も購入。 |
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醤油味が効いてて、団子というよりは醤油餅に近い。 |
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宮川の朝市に人だかりがしています。 |
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オモチャ南京なんかまで売られてます。 |
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桃をバラ売りしてたのでまたまた購入。
食ってばっかし(笑)。 |
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高山名物のさるぼぼを前に。
最近は色のバリエーションも増え、岐阜県のどこ行っても売られてますね。 |
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実際、高山の町は一番の保存区域よりも・・・・・・ |
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ちょっと一筋はずれたくらいの方があざとくなくて、落ち着いた雰囲気があります。 |
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ヨメはさるぼぼがなぜか大好きで、今回は7千円のかなり巨大なものを買いました。 |
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さて、高山を離れ北アルプスに向かってひた走り、新穂高温泉郷に到着。手始めに福地温泉へ。
しかし、ここ「飛水」は入浴断られちゃいました。 |
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なもんで、民宿とは思えないほど立派な露天風呂があるという「とらや」に。 |
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看板がなければ、どこかの田舎家の前で撮った写真みたい。 |
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建物の全景。
ご覧のとおりたいへん立派で、民宿とは思えない規模の大きさです。 |
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今は誰もいないんで一緒に入っちゃっていいですよ、と言われました。 |
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お言葉に甘えることにして、早速脱ぎ方開始。 |
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日焼け防止とか言ってる(笑)。
ハダカで笠かぶってるのは、ちょっとマヌケな感じかも。 |
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風呂は、丸い岩風呂が二つあり、どちらも打たせ湯のように高いところから湯が注ぎ込まれています。
入って左の浴槽をバックに。 |
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ちなみに岩の向こうは道路でした(笑)。 |
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入って右側の岩風呂をバックに。 |
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右奥には大きな石の手水鉢があって、女湯との仕切りになってます。
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もう一つの岩風呂をバックに。 |
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入るとこんな感じ。
湯は、無色透明無味無臭のクセのないものです。 |
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あ〜、エエ湯や〜、とか何とか。
子供たちは高山で疲れたのでここはパスしました。 |
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日が昇ってカンカン照りで、なるほど日焼けを気にするのも分かります。 |
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あまり子供たちを待たすのも悪いので、そろそろ上がることにしましょう。 |
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日本庭園のように隅々までしつらえられた感じでワイルドさはありませんが、とてもいい露天風呂でした。 |
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ジーゼルやらロープウェーを飾った旅館を横目に元の道に戻り、 |
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・・・・・・新平湯温泉に到着。
ここ「静岳館」は湯がまだ全然入ってないってことで断られてしまいました。 |
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そのまま栃尾温泉にまで下って「民宿たかだ」に入らせてもらうことにします。 |
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建物の裏に小さいけれど、これまた瀟洒に作られた庭園風岩風呂があります。 |
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目ざとく下の娘は「あ!こんなトコにエンジェルブルーがある〜!」とか言ってました。
小学生の女の子に絶大な人気を誇るブランドですね。 |
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効能書きは割と素っ気ないものです。 |
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この風情溢れる露天風呂の欠点を強いて挙げるとするならば、隣の家から丸見え、ってコトでしょうか・・・・・・(笑)。
右は脱衣場のドアです。 |
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入って左奥をバックに。
実は湯が熱湯に近く、子供たちが一生懸命水でうめてるところ。 |
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も一つ付け加えると、塀の向こうはフツーの路地だったりもする(笑)。 |
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ようやく入れる温度になりました。 |
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上の子は壊れた鹿威しの仕掛けを直そうとしてます。 |
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家族全員で。
何だか私だけぶったるんだ体型なのが恥ずかしい。 |
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源泉の流れ込む湯船の奥をバックに。 |
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狭いけれど、とても雰囲気のいい風呂でした。 |
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お!ここにも笠あるやん!・・・・・・ってちょっとこれは小さいですね。 |
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内湯はごく変哲のない・・・・・・ |
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3〜4人入れば一杯の小さなものです。 |
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見送ってくださる女将さん。
これからさらに奥に向かいます。あ!早く今夜の泊まる所を見つけなくては・・・・・・。 |
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