「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 中部(初日 濁河〜御岳山)

開田高原にまで上がってきました。

いや、ホントはもちょっとユックリするはずが、道間違えてしまいまして・・・・・・。
そこから飛騨側に少し下ったところにある濁河温泉。標高1,800m、日本最高所にある温泉街だそうです。

11年ぶりの再訪で、今回は「覚明荘」へ。
いかにも山の宿、って雰囲気ですね。
ここ、民宿だそうですが、とても立派な構えです。
年代モノのペナント。お題もシブい「国設濁河スキー場」。

これはかなり欲っすぃ〜。
ともあれ早速風呂へGo!
時間も押してきてるのでチャッチャと準備。

いや〜、実はまだ泊まる場所決めてなかったりして(笑)。
木曽らしく脱衣場から何から木ですね。

お客さんがいないらしく、一緒に入っていいですよ〜、と言われました。
外は混浴の露天風呂になっています。

ここも鉄分を含んだ赤褐色の湯。
空の青さが素晴らしい。
西日がカンカン照ってます。
析出物でゴテゴテの源泉櫓。
それほど広くはありませんし、実は道路のすぐ脇にあるのですが、とてもいい感じの佇まいです。
風呂の向こうはけっこう深い谷になっています。

補正しようのない逆光なので、そのまま撮影。
縁の部分は狭い洗い場になっています。
内湯をバックに。
入って右奥方向を望む。
私の背が抜かされるのもそぉ遠い日ではなさそうな・・・・・・。
風呂にのぼせて出たものの、西日がこれまた暑い。
旅館の建物をバックに。

左側が谷になっているのが分かります。
下の娘にオモチャにされてます(笑)。
最後にアップで一枚。
内湯もコンパクトなものです。
入り口をバックに。
空気に触れにくいからでしょうか、露天風呂より透明度が高い。
今日の風呂はこれでおしまいなので洗ってしまいます。

白塗り前衛舞踏かよ?(笑)。
こっちも。
そろそろ上がることにします。
泊まる場所だけぢゃなく、晩御飯どうするかも決めてなかったりして。
満面の笑みです。

小さいながらも実にいい雰囲気の風呂でした。
すぐ外はしかし、道路。

たまにクルマが通り過ぎていきます。
1日の最後に大当たりのところでした。
飛び込みで泊まっちゃおうか!?

との意見も出たのですが、後々の費用のことも考え断念。

・・・・・・貧乏旅行なんです。
山小屋を模したような玄関前にて。
左の茶色い部分が浴室、その奥の板塀が露天風呂の目隠し。
高山方面に下ろうかとも思いましたが、標高高い方が涼しかろう、ってことで・・・・・・
・・・・・・チャオスキー場近くの「日和田高原キャンプ場」に泊まることにしました。
高地らしく、白樺林の中にサイトが点在する巨大なキャンプ場です。
釣り堀もあります。

盆などは賑わうのでしょうね。
ちなみに値段はかなりお高め。

長野は旅館の相場がわりと安く、キャンプ場は概して高い。
日が落ちると涼しいを通り越してちょと寒い。
などと感慨に浸ってるヒマはありません。夜が迫っています。

管理棟で教わった開田高原の食堂へ。
下の子は「モツ煮定食」・・・・・・シブいっすな。
ちょっとバテ気味のアニキはモツ煮単品・・・・・・クルマの中でお菓子を食べすぎたのもあるんですが。
ヨメは激辛ラーメン・・・・・・辛さボケしてるので、あまり辛くなかったですが。
私は和風ハンバーグ定食・・・・・・昼も定食だったなぁ〜。

どれも山奥の村のただ一軒の食堂、ってイメージからは想像つかない美味しさでした。
ともあれ旅の初日は無事終了。

明日は高山から穂高方面に向かいます。
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