2006 山形(四日目 鶴岡〜湯田川) |
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徳良湖の朝が明けました。
今日も爽やかな上天気です。 |
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このキャンプ場、1区画がやや狭いのが難点であるものの、素晴らしい整備状況は特筆モノだと思います。 |
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外食主義になってからキャンプの朝はヨユーシャクシャク。 |
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もう、栗が実り始めています。 |
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落栗の座を定めるや窪溜・・・・・・なんちって(笑)。 |
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最上川に沿って北西に向かい、鶴岡の手前からスキー場脇を通って寂しい峠を越えます。 |
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そうして着いたのが大日坊。
いかにも由緒ありげな仁王門。 |
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その由来書。 |
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ワラジが沢山吊るされてるのはいかにも仁王門ですね〜。 |
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阿形 |
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吽形
二人合わせて阿吽の呼吸、と。 |
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田舎の小学校のような本堂を遠望。 |
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五輪塔が悄然とそびえています。 |
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ここは、現存最古の即身仏である真如海上人が祀られているのです。 |
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・・・・・・って、撮影厳禁で住職のお話を伺って出てきました。
かつては数多くの堂宇の立ち並ぶ寺だったそうですが、明治の廃仏毀釈で焼き討ちに遭い、今は本堂だけが残っているそうです。 |
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元々は3体あった即身仏もその時に2体焼失。
上人は近隣の民百姓の眼病を治すために目をくりぬいたと言われますが、その民衆が寺を焼き討ちにしてちゃぁどうしようもないですよね。
げに救いがたきは愚民なり、と。 |
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続いては鉄門海上人の即身仏を祀る注連寺へ。
観光バスで来た団体さんとバッティング。 |
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まずはちゃんとお参りして、 |
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拝観料払って、 |
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ホンマこの2人、最近ソックリになってきたなぁ〜。 |
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やはりここも、即身仏は撮影厳禁。
左は御住職。軽妙でハイテンション、スピード感あふれる説法は面白かったです。 |
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注連寺といえば、森敦でも有名ですね。
巨大な記念碑。 |
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東北に多い着ぐるみ状態の地蔵。 |
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あまりおなかが減らないので、国道に出て、昨日と同じようにドライブインで簡単に昼食。 |
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串焼を何本か適当に。 |
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ヨメは玉コンニャクが好物。 |
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ぐほっ!カラシつけすぎてもたっ! |
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時間に少し余裕があるので湯田川温泉に行く前に、新山温泉に寄りましたが・・・・・・ |
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・・・・・・2軒の旅館はどちらも廃業してしまっていました。
静かな田園地帯の湯治場、って雰囲気だったので残念。 |
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昼下がり、人気のない湯田川温泉に到着。
旅館甚内に入らせてもらうことにします。 |
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看板は甚内旅館、ってなってますね。 |
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本来は男女別なのですが、「あ〜も〜、いっしょに入っていいですよ〜」と言われました。 |
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小さな浴室です。 |
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ゆるやかな弧を描く白い天井が印象的。 |
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半円型の細かいタイル貼りの浴槽には食塩泉。
泉温は適度。 |
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午前中はまったく温泉に入らなかったので、ちょっと丁寧に紹介してみましょう。 |
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源泉口の前で湯呑みを持ってポーズ。 |
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窓の外は小さな坪庭になっています。 |
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いや、ま、座ってみただけなんですが(笑)。 |
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こんなに2人で写ることは珍しいかも。 |
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この時点ではまだ、海沿いのキャンプ場に泊まる予定でいたので、カラダも洗ってしまいます。 |
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子供たちももうエエ歳やのに横着やな〜。 |
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食塩泉なのにあまりベトつきのない、長湯のできるお湯でした。 |
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低い仕切りの向うが本来の女湯。 |
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湯船の小ささが分かりますね。 |
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バックショットで1枚。 |
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そろそろ上がることにしましょう。 |
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いや〜、何だかシミジミする温泉でした。 |
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上機嫌。 |
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こじんまりした家庭的な浴室でした。 |
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下から脱いで、上から着るのがヨメの流儀。 |
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ロビー周りも家庭的な雰囲気。
奥の右が浴室。 |
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巨大瓢箪も自家製っぽい。 |
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ゲームに没頭する上の子。 |
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湯田川温泉は街並みが素晴らしい。 |
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これは古風なバスの車庫。
半切妻の屋根がいい感じ。 |
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モルタルのファサードが古風な床屋。 |
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これは土産物屋でしょうか。 |
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軒下の細かい柱が印象的。 |
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「正面湯」という共同浴場。
実際は新築っぽいです。 |
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抽象的な柄を描く錆の回り具合が絶妙なタクシー車庫。
レイアウト作ったら模型化してやろう。 |
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「田の湯」という共同浴場。 |
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庇の下に掲げられた効能書き。 |
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おいおい〜!カード認証式かよぉ〜!
・・・・・・ちょっと拍子抜けしつつ、日本海のキャンプ場を目指します。 |
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