2006 山形(二日目 白鷹 下山 古寺) |
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キャンプ場の朝が明けました。
林間にアスレチックの道具も見えます。 |
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こういうどうでもいい遊具も、公共施設系では建設コストをかさ上げするためのマストアイテム。 |
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全員まだ爆睡中。
ここ最近のパターンで、朝はなるだけゆっくり寝て、食事はカンタンに済ませてるようにしています。 |
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白鷹鉱泉に到着。
入浴は10時からということですげなく断られてしまいました。 |
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斜面に沿って上部にも建物が望まれます。 |
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隣の下山鉱泉は廃業しちゃってるし・・・・・・。 |
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R297を北上し、上郷ダムのところから朝日・古寺鉱泉目指して山中に入って行きます。 |
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ところがこれが途中で通行止め!
Asahi自然観という、これまた過剰投資施設のところから林道で迂回して山越え。 |
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予想以上に時間食ったので、朝日鉱泉はパスして古寺鉱泉に。 |
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最近舗装されたばかりの林道の終点にクルマを置いて・・・・・・ |
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登山道を登って行きます。 |
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途中には土に埋もれたレール。
どうやらかつての森林鉄道の軌道敷のようです。犬釘の刺さった枕木なんかもありました。 |
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数分であっけなく到着。
飯豊の、山形の、というより、日本有数の鄙び系秘湯である朝日鉱泉「朝陽館」の全景。
風呂の湯抜いたばかりだそうで、ムリをお願いして少し待たせてもらうことにします。 |
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この佇まいの素晴らしさをどれだけ写真でお伝えできるか分かりませんが、ちょっと多めに紹介してみましょう。
これは正面左側。 |
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正面右側。
かすれてしまっていますが、効能がズラッと大書されています。 |
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山小屋そのものの玄関。 |
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そのガラス戸。
「ヤカタ」が「館」と「舘」になってるのがおかしい。 |
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玄関脇の黒光りする階段。
奥は台所のようです。 |
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建物左から玄関方向に見たところ。
全体にかなり歪みがきています。 |
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半切妻の建物左側面。干されたタオルやシーツが湯治場っぽい。
すだれで覆われておるのが浴室。 |
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その横、ちょうど建物裏手にある源泉槽。
奥は三段になった魚の生簀。 |
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ここにも布団やらシーツ。 |
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トンボ同士をケンカさせてみました。 |
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いい加減待ちくたびれた頃・・・・・・ |
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ようやくお湯が沸きました。
女将さん、待たせるのは悪いからと、20分くらいで何とかして下さいました。
比較的新しい効能書き。 |
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浴室内部。析出物で真っ赤になった二連の古風な浴槽。奥が源泉で、手前が加熱浴槽。
熱かったら源泉汲んでドンドンうめちゃってください、と言われました。 |
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ここの面白いところは脱衣場と廊下がつながっているように見えるところです。
今は手前に扉がありますが、昔はそんなにハダカなんて気にしなかったので以前はそのままつながっていたのではないでしょうか。 |
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準備完了! |
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その名の通り、朝の陽光が差し込む浴室。 |
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そんなに冷たくない源泉槽。 |
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加熱浴槽の方が湯の色がくすんでいるのが分かります。 |
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子供たちも源泉槽に入ってみました。 |
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このように、どっちの浴槽もかなり小さい。
大人だと4人がいいところでしょう。いかにも鉱泉らしいと言えます。 |
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浴室の一番奥。
ちょっとポーズつけてみたりして。 |
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子供たちはよっぽど源泉のほうが気に入ったらしく、ほとんどこっちに入っていました。 |
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我慢較べのようにも見えましたが(笑)。 |
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寒がりのヨメは頑として加熱浴槽の方に。 |
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入口をバックに。
中央に見える白い鉄柱は、倒壊を防ぐためのジャッキの補強パイプ。 |
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鄙びてるとはいえ、シャワー等はちゃんと付いています。
ここは朝日岳から下山したハイカーの立ち寄り湯にもなっているのです。 |
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テント泊での朝風呂はスッキリして気持のよいものです。 |
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給湯口のアップ。 |
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アップで一枚。 |
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再び加熱浴槽へ。
結局、源泉の方へは入らずじまい。 |
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今日も天気はよさそう。
このままもってくれるといいのですが。 |
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いや、それにしてもここは待った甲斐がありました。 |
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もう一度肩まで温もって、って子供かいな。 |
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最後にキチンとフタをして・・・・・・ |
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上がることにしましょう。 |
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朝から大当たりでチョー機嫌よし。 |
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浴室入口をバックに。
言い忘れていましたが、この入口は観音開きになっています。おそらくはこれも後から取り付けられたものでしょう。 |
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浴室入口をバックに。
「家族入浴中」のプレートがかけられています。 |
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奥に座るのは大女将。矍鑠としながらも気さくなオバーチャンでした。
子供が見上げるのは鮭と見まがうばかりに巨大な岩魚の魚拓。 |
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玄関右側の通路をバックに。 |
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かなり老朽化が進んでいますが、いつまでも今の形を留めて欲しいと思います。 |
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下る道すがら、ここにもレール発見。
調べてみると、たしかにかつて森林鉄道が来ていたようです。 |
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さらに北上し、月山の麓あたりからR112を寒河江方向に向います。 |
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途中、これも最近新たな税金のムダ使いのためのハコモノとして、各地に増え続ける「道の駅」でカンタンに昼食とします。 |
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蕎麦はマァマァでした。
「こくわ」のソフトクリームなるものも食べました。 |
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まぁ、このような掘っ立て施設、無い方が景色がスッキリしていいのですが、ある以上仕方ないので、上手く適当に利用して行くしかありませんね。
午後は肘折を目指します。 |
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