2006 山形(初日 黒鴨〜鷹ノ湯) |
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キャンプ場が数ヶ所あるみたいなので、何となく荒砥まで上がってきましたが、まだ時間に余裕があるので近隣の鉱泉を回ることにしました。
・・・・・・で、ふと看板を見るとここにも即身仏が! |
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今回のスケジュールに組んでおらずまったくノーマークでしたが、ここに光明海を祀るお堂があったのです。
・・・・・・まったく迂闊でした。 |
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あわてて連絡先に電話をしましたが留守。アチャッ!
有名な一部を除くと、基本的に即身仏の拝観には事前予約が必要なことが多いです。 |
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その蔵高院のわずか20mほど隣に、いかにも近郷の湯治場の雰囲気で建つ黒鴨鉱泉。
大音量で時代劇のセリフが聞こえてきます。耳の遠い老人がいるに違いありません。 |
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男女別の内湯はいたってシンプルなもの。
他にお客さんもおらず、どうぞいっしょに入ってくださいと言われました。 |
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お言葉に甘えて、早速入湯。 |
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これがかなり熱いんだわ。 |
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水でうめてようやく入ります。 |
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内湯はアブの心配がなくていいですね。 |
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左下に見えるのは塩ビ板とアルミ角材で作られたフタ。 |
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浴室右奥に向って。 |
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だいぶいい湯加減になってきました。 |
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入口方向を望む。
予想外のアタリに上機嫌。 |
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こうして見ると、湯にうっすら色が付いていることが分かります。 |
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ちょっとのぼせました。
体育座りとは珍しいポーズです。サスガに画像はちょっと修正。 |
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こらこら(笑)。 |
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子供たちが待ってるのでそろそろ上がることにしましょう。 |
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こういうギミックのない平凡な浴室も味わいがあっていいですね。 |
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ほんと、いい鉱泉でした。 |
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年々太る一方のワタシ。 |
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脱ぐときは下から、着るときは上から、と(笑)。 |
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温泉の効能書きの下には、ファンが寄こしたと思われる色紙。 |
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かつては湯治場として栄えていたことが伺われます。 |
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湯上りにちょっと一服。
奥に見える扉が女湯の入口。 |
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冬場は雪に閉ざされるのでしょうか、玄関の周囲は雪囲い代わりにガラス張りになっています。 |
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古い納屋の向うに蔵高院の屋根が見えます。 |
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でっかいカマキリ発見。 |
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付近に数ヶ所のキャンプ場があったのですが、町役場に電話して、もっとも設備が整っていそうな「白鷹町ふるさと森林公園」に決定。
町はずれの高台にあって、旅館や日帰り湯、レストラン、結婚式場に研修センター等も完備されたリッパなものです。 |
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定期バスまで運行されています。
・・・・・・乗客の姿は見えませんが。 |
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1人200円也の、「東北一の長さ」を誇るというローラーコースターに乗ってみました。 |
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2回乗ったら飽きました(笑)。
お金払うときの、フロントの女性スタッフの複雑なニガ笑いの意味を了解しました。 |
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サイトは建物から少し離れた松林の中に、土間状に土を固めた区画が点在してあります |
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しかし、こういう公共施設のキャンプ場の台はえてして、テント立てるには狭すぎる。
テントのことを知らない人が作ってるとしか考えられません・・・・・・って、1泊1,400円ですから贅沢は言いませんけど。 |
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子供たちはバドミントン。 |
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荒砥の町に下りて夕食にします。
ところがなかなか店がない。もう何でもいいや、と目に付いた店に入りました。 |
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黒鴨で待ってる間にお菓子を食いすぎた上の子は、唐揚のみ、と。 |
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ヨメは天ぷら定食。
え!?これで1,000円?安すぎ。 |
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味の方もVery Good!
ちなみに下の子はカツ丼。 |
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そして圧巻は私の頼んだ「旬彩定食」。この驚異的なボリュームでやはり同じく1,000円。
味の方もどれもこれも少しづつヒネリがあってとても美味しい。 |
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レジの上に神田川俊郎といっしょに収まった写真があったので尋ねてみると、「お料理もちょっと工夫でこの美味さ!」の、あの神田川の下で修行された方とのコトでした。
私たちの関西弁を懐かしがっておられました。 |
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ハッキシ言って、荒砥の町に行ったらここ「旬彩」は超オススメ。
ですが、たまたまこの日は空いてたそうで、普段は予約の宴会でほとんど貸切になっているのだそうです。「お客さんら、運がいいですよ」と言われました。 |
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キャンプ場に戻って併設の立ち寄り湯「鷹の湯温泉」に行きます。 |
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とてもリッパな内湯入口。 |
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脱衣場。 |
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浴室へのドア。
サウナに露天も完備された、カルキ添加のほとんど銭湯でしたが、とにかく建設にいくらかかったのかと訊きたくなるようなリッパなモノでした。 |
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なぜ内部の写真がないか、っちゅうとこの注意書きのせい。
まぁ、撮る気もありませんが。 |
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カルキ加えといて効能書きでもないやろ、と思います。 |
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採算性無視して建てたんでしょうね。
日本は土建屋だけが税金をかすめとって儲かる仕組みの国です。 |
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クーラー効いてるしここで寝よぉ〜、とかたわけたことを抜かすガキ共。 |
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しかし、日が沈むと昼間の暑さはどこへやら、肌寒いほどに涼しくなっていたのでした。
明日はいったん朝日岳方面を巻いてから北上します。 |
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