「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2006 塩原(二日目)

翌朝、眠そうな顔で起きてきたHer/L/Bちゃん
ゲレンデに着きましたが、こっちもまだまだ眠そう。
ま、午前中だけですけど、気合入れて滑りましょう。
しっかしそれにしてもここは子供づれがやたらと多い。
混雑を避けていきなり一番上まで上がりました。

ハンタマより全体的にこじんまりした感じです。
下まで降りると大変なので、もっぱら一番上のロマンスリフト中心に滑ることにしました。
時間も一杯になったのでサッサと撤収。

ここは駐車場がドロドロなので、もう少し雪のある時期が良かったな、と思いました。全体的にコンパクトですが、なかなかトリッキーなところもあって楽しめます。
そうしてやってきたのが塩原温泉街の中心にある「こばや食堂」。
ここは見ての通りのもので有名なのです。
昼時ということもあって、ごった返す店内。
そうこうするうちに運ばれてきました。

文字通りラーメンのスープの中にソース焼きそばが入ったパンクな一品です。
恐る恐る箸をつける二人。
結局完食!!

摩訶不思議な味でしたが、けっこうこれはこれで美味いかも。
塩原の「青葉の湯」に行ったら、極めてマナーのなってない露天風呂占拠グループがいたので、早々に引き上げて、矢板の赤滝鉱泉にやってきました。

私たち一家は5年ぶりくらいの再訪です。
未舗装の急坂を下ったところの谷間にヒッソリと建つ一軒宿。北関東屈指の鄙びた宿だと思います。

立ち昇る薪の煙がいい感じ。
小さな鉄平石貼りの浴室。

温度が下がるのを防ぐため、浴槽にきっちりフタがしてあるのがいかにも鉱泉らしい。
ここは混浴ですが、湯船がすし詰めでも3人ほどしか入れないので、バーサンに男女入換制にされてしまいました。

いや、別に我々気にしないんですけどね・・・・・・
ちなみにボイラーのある隣の部屋も一応浴室らしい。

ポリバスの中は水でした。
出ると、女性陣は谷川に面した奥の角部屋のコタツでくつろいどる。
ここから先の数枚は下の子の撮影。

う〜、湯気でワケ分からん。
これはHe/R/Aやな。
こんなんに限って妙にきれいに撮れてたりして・・・・・・(笑)。
・・・・・・何やねん!?これ?サッパリ分からんがな(笑)。
ともあれ、ここまでの超鄙び系が始めてて、喜ぶHer/L/Bちゃん。
全員コタツでダラダラ。

来年はここに泊まって滑りに行くのも悪くないなぁ〜、ってコトになりました。
縁側の外には大根がスポンジみたいになって干されています。
裏の谷川はまだまだ冬枯れの風情。
最後に細かい格子窓をバックに正座して一枚。
カメラを向けると反射的にチョキ!(笑)
おそらくは創業以来大切に使われてきた建物なのでしょう。

近くの小滝鉱泉が水害で流されてリニューアルした今となっては貴重な存在です。ちなみにもう少し離れて寺山鉱泉というのもあります。
少し離れたところにある小屋はもう倒壊寸前。
暖かな早春の午後の陽光に照らされた雑木林の中をゆっくり登って行きます。
そのままダラダラと一般道を走って到着したのは・・・・・・
去年といっしょで、毎度おなじみ宇都宮「みんみん」。食べ飽きのしない味が気に入ってます。

旅はここで終わりです。渋滞に巻き込まれることもなく、あとは東北道を一路東京に帰りました。
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