「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2006 Recording At 伊那

11月の終わり、伊那は小黒川渓谷にあるキャンプ場のコテージに・・・・・・
・・・・・・不惑のオッサン3人は集結したのでありました。

元ボーカルのS年は姫路から。
下宿仲間のKogmanは金沢から。

そして私は東京から。
音出しもそこそこに始まる宴会。
尋常でない酒の量!(笑)。
・・・・・・結局、明け方まで飲んで、猛烈な二日酔いで翌朝を迎えます。
あたりはもう、晩秋というより冬枯れの景色。
南アルプスの山並みが望まれます。
C&P 2006 KOGMAN
まぁ、ウダウダしながらも・・・・・・
レコーディング開始。

ベーシックトラックは大体作成済みなのでボーカル録りがメイン。
あとはPCが仕事やってくれる、と。

いや〜、ラクやなぁ〜。
歌詞をすっかり忘れて、昔のノート片手に歌うS年。
ポップガードの代わりに巻きつけられたタオル。
ダイナミックマイク1本でコーラス撮りなんかもしたりする。
C&P 2006 KOGMAN
昼寝の後、夜になってもレコーディングは続きます。

今度はKogman師匠のギターかぶせ。
このコテージにはロフトがあって、寝室になっています。

それにしても寒い。石油ファンヒーターをガンガンに回しても底冷えしてます。
あらかじめ仕込んでたシーケンサのベースに満足できず、ベースパートもけっこう新たに録り直し。
C&P 2006 KOGMAN
ダウンピッキングの鬼!

・・・・・・っちゅうか、オルタネイトピッキングができない!おいおい!(笑)。
「ちょと弾かせてみいや。お!エエ音するやんけ!」

これですっかりメキシコフェンダーが好きになりました。USAの半額以下でこの音はメッチャお得・・・・・・っちゅうか、本家のリイシューより出力バランスがいい。

ただヴィンテージ系の音なので、パワー派はもちょっといじる必要があるかもしれません。
まぁ、何のかんので一段落で再び宴会開始。

・・・・・・結局飲んでる時間のほうが長かったりして。
そして翌朝、撤収開始。

なかなか各自仕事が忙しく、4日の休みは取りにくい。
こうして見るとかなり大きなコテージですね。

S年のクルマがエンジン回そうとしたら、猛烈な冷え込みのせいでバッテリー上がりを起こしててアセりまくりました。
人気のないキャンプ場。
雛壇になったサイトにも誰もいません。

ホントは時間の余裕見て、みんなのテント自慢大会もやる予定だったのですが、それはまた今度、と。

S年は銘品「MOSS」のコレクターでもあるのです。
しっかし何か、山の中まで来てずっと缶詰でしたな。
あと数日で本年の営業を終えるキャンプ場を後にし、伊那の町に下ります。
伊那といえば、最近ブレイクしてるのが「ローメン」。

ピンク色は紅生姜の粉末、黄色いのはニンニクの粉末、これが薬味らしい。
出てきました。

何となくラーメンスープの味のするちょっと汁気の多いソース焼きソバ、といったものです。
こうして遅い昼食を囲んでレコーディング合宿は完了。それぞれが家に戻っていきました。

ともあれ次はもちょっと暖かい季節にやらんとあきませんな。
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
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