「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2006 千葉

ちょっとワケあって封印していた、昨年の千葉山中での野宿。

午後から思いついて出かけて、手頃な山中の公園にテントを設営したとき、すでに周囲は真っ暗。
横にある東屋で夕食作り開始。

何と灰皿まであるのが嬉しい。
この日作ったのは水に溶かして暖めるだけのリゾット。
アルミ風防はチャチですが、こんな感じで効果は抜群。
・・・・・・にしても何で山の中にこんな小さな公園があるのか???
モノフレームシェルターは前室がない代わりに、左右にかなり大きなスペースが確保できるのが魅力。
風通しがいいので、4月の房総とはいえかなり寒い。。
さて、いきなり翌朝。

実は夜中に信じがたい怪奇体験をして、ほとんど一睡もできず。さらに怖ろしいことに、そのことを帰ってからエッセーにまとめたら原稿消滅!いやマジで。

・・・・・・なもんで具体的には述べません。
高い山のない千葉ですが、けっこう眺望が開けています。
まぁ、明るくなってしまえば怖さも失せるので気を取り直して朝食作成。

献立は雑煮。
君津方面に抜ける途中、房総最強の黒湯、と言われる小糸川温泉にやってきました。

7〜8年ぶりの再訪です。
まったく飾り気のない入口。

こんな素っ気ない雰囲気ですが、ちゃんと食事もついて宿泊できます。
玄関全景。

奥の中には以前来た時と変わらず、亀が放し飼いになってました。
昼食つきで1,300円、と言われたのでそれにします。

脱衣場全景。
真っ黒な湯の湛えられた浴槽。
もう一つの浴槽は空。昔来た時もそうだったような・・・・・・。

この後、もうちょっと撮ろうとしてると他のお客さんが入ってきたので、撮影はここまでで終了。
休憩室では地元の老人がゴロゴロしています。

日がな一日こうして過ごせたら楽しいな。

寝不足で頭の芯が熱いまま、一路後は東京に戻りました。しかし、たとえ怪奇体験しても、野宿はやっぱ止められませんね。
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