2005 青森(五日目) |
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早朝、もう何度目かまたもや青森駅。 |
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お!特急電車で行けるんか!と思ったら、これは津軽線の電車でした。残念! |
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けっこう朝の駅は次々と特急や寝台列車が到着したりして活気がありました。 |
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さて、何の変哲もない川部、って駅まで来ました。 |
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ここから五能線が分岐しています。
オールドタイマーには8620の活躍する線として有名だったところです。 |
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りんご園の中を抜け |
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荒廃した駅をいくつか過ぎて |
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五所川原に到着。沿線では随一の大きな駅です。
駅には高校生がウジャウジャいました。今はどんな田舎でも女子高生のスカートは短く、男子のズボンはローライです。 |
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レトロな風情を漂わせる津軽鉄道の建物。
左が本社ビル、右が駅舎。 |
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弘南バスのターミナルもこれまた古風な作りです。 |
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改札口にあった鈴虫のカゴ。
「鈴虫」って、まぁ見たら分かりまんがな(笑)。 |
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仕事を終え、駅まで町をプラプラします。
お人形さんチックに塗られたブキミな地蔵さん。 |
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むちゃくちゃに安いスイカ。 |
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時間が少し空いたのでこれから津軽鉄道で金木に向かいます。
発車までに駅前でお昼を済ますことにします。その名も「平凡食堂」! |
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ちょーレトロな店内。 |
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どれもこれも安い! |
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右:親子丼、左:カレー蕎麦。
あ〜ま〜、何と言いましょうか、非凡な味でした!(笑)。デコラのテーブルの小ささにも注目。 |
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暗く、長い跨線橋を渡ると・・・・・・ |
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津軽鉄道の乗場。
ジャンクな車両が打ち捨てられています。 |
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乗っていくのはマトモな新型のジーゼル。 |
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金木に到着しました。
信号テコが今でも残っているのにビックリ。 |
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暑い中ダラダラ坂を下って、太宰治の生家である「斜陽館」に到着。
列車の中からもその威容が遠望できるほど大きな家です。 |
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メチャクチャに広い三和土。さすが大地主、ってカンジですね。 |
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よく見るとあちこちに贅と数寄をを凝らした造りです。 |
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これまたバカデカい仏壇。 |
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何ちゅうか、昔、家の近所にあった成金の家を思い出しました。 |
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2階は洋風です。
和洋折衷、「食いだおれ」のようなモンですな。 |
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左奥に「太宰ねぷた」があります。
行灯になっても苦悩する!!(笑) |
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最後に、抜けるような青空をバックにもう一枚。
----この父はひどく大きな家を建てたものだ、
風情も何もないただ大きいのである
「苦悩の年鑑」 |
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金木駅に戻ってきました。
後ろは廃車ついでに落書きキャンパスとして使われたらしいジーゼル。なかなか顔のセンスがアシッドでGood! |
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暑いけれど、雲に秋色が感じられます。
も一つ太宰はんを引用しましょう。
----コスモス、無残
「ア、秋」 |
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おそらくは日本最後の現役で動く腕木信号機でしょう。 |
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再び五所川原に戻り、青森に向かいます。 |
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既に真っ赤に色づいたりんごも散見されます。 |
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またまた寂しい分岐駅、川部に戻ってきました。 |
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元は、特急も止まり、黒石までの線も分岐する大きな駅だったのですが、今では見る影もありません。
この夜は、酒も飲まず、ラーメン食ってすぐに寝ました。
お気づきかもしれませんが、仕事の期間中は温泉には入らないことにしてるので、初日の大鰐以来、ホテルのユニットバスばっかです。誰も見てないからといってもこれはマイルール。 |
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
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