「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2005 青森(三日目)

翌朝、ホテルの前で。

いささかダルでダウナー気味な一人旅はまだまだ続きます。仕事やからしゃーないけど(笑)。
朝イチでシゴトを済ませ、三度青森駅にやってきました。

青森駅をまたぐ巨大なつり橋。
・・・・・・あ、そぉいやまだお昼を食べてなかった!
駅の立ち喰いソバは大好物の一つっす♪
八戸行きの普通電車は意外に乗客一杯で発車しました。
野辺地到着。ここから大湊線に乗り換え。

ジーゼルカーはたったの一両、でも驚くほど満員。二両つないでよぉ〜・・・・・・。
寂しい無人の原野を二条の線路だけが伸びています。
何かもうムッチャ寂しい。
荒涼とした海岸線
途中見た唯一の交換駅も荒れ果てた印象。
これがエッセーにも書いた駅の開業年代一覧表。
そうこうするうちに下北に着きました。
大畑線の跡は草ぼうぼうの空地になって続いています。
しかし駅は小さいながらも有人で活気があります。
むつの中心にあるバスターミナルに到着。
かなり頻繁にバスが出入りしてますが、一つ一つの路線はどれも一日数本しかありません。
今日はビジネスでもけっこー立派なホテルに泊まります。
部屋も狭いけど、かなりいい感じ。
町を散策してみることにしました。

これは廃業した映画館。
古い商店。

気づくとこんな過去の残像のような景色ばかり追っかけてる。
海が近いだけあって、荒物屋にはジョレンが山積みで売られてました。
この場末感、何かええなぁ〜。
うわお!!

なんとまぁ薄倖の珍車「MVX250」ぢゃあーりませんか!!それもフルオプション!
神社の周りを囲むように小さな飲み屋が密集しています。
くすんだ町並みの中を歩き回るのは、気が滅入りつつも落ち着くような、退嬰感に満ちた不思議な体験です。
部屋に戻ってもあまりにもすることがないのでちょっと暇ツブシ。

この夜もひたすら画像編集と原稿打ちまくり。
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved