「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2003 四万〜上田単独行

「タマには一人で行ってきなよ」とのヨメのありがたいお言葉で、夜の8時に出発し二泊二日の単独行に出ました。
以前から目をつけていた、四万温泉の奥の林道脇の空地にテントを張りました。これは朝起きたときの様子です。
遅咲きの山桜がきれいです。
さらに奥のダム湖から少し入ったところにある「湯の泉」という露天風呂です。
林道の真下にあります。
川原湯温泉・聖天露天風呂です。
温泉街の裏山のてっぺんにあります。
マァマァの佇まいですね。
でももうすぐダムに沈むことになっています。
こういう味わい深い景色も消えてしまうのです。

寂れた温泉街の風情が気に入って、何のかんので川原湯温泉はこれまで4〜5回訪問しました。共同浴場もシブいのがこの下にあります。
日本ロマンチック街道(笑)を通って信州に向かいます。

見事に満開です。
戸倉上山田温泉に来ました。
歓楽型温泉ですね。

この公園で「助六パック」を食べてお昼にしました。
町外れの共同浴場に入ります。
再び山の中に入って行きます。
はるか下に、さっきまでいた戸倉上山田の温泉街が望まれます。
・・・・・・・で、南下してやってきたのは
修那羅の石仏群。神仏習合ですな。
古拙な石仏が無数にあります。
ホレ。
半ば土に埋もれてウジャウジャあります。
シブいです。
秋の日差しのようです。
棄老伝説なんかと関係あるんでしょうか。
いやそれにしてもギョーサンあります。
何だか念がこもってそうでコワいです。
修那羅石仏群は実に22年ぶりの訪問でした。

1時間ほどいましたが誰も来ませんでした。
やはり桜が満開です。
鹿教湯温泉や大塩温泉を回ったのですが、雰囲気がイマイチでパスして、田沢温泉に戻ってきました。ここも22年ぶりです。

落ち着いた佇まいです。
ココやココ!昔泊まったんは!
いい感じです。

イーゼルを立てて絵を描いてる老人がいました。
少し離れた沓掛温泉にも入ります。
人通りは閑散としてますが、風呂はお客さんで一杯でした。
満開の桜の木の下にテントを張ります。
場所はさっきの田沢温泉。

一見、児童公園の片隅のようですが・・・・・・
・・・・・・正解は「使われなくなったテニスコート」(笑)。
翌日は別所温泉に向かいます。
寺です。
寺みたいな共同浴場です。
これも共同浴場。
全部で4〜5ヶ所ありました。
ほどほどの歓楽が感じられていいですね。
有名な国宝の塔です。
面白い形してます。
結構、見るのには登らんとあきませんでした。
最後は別所温泉駅でジュースを一本飲みました。

実はここでメディアが一杯になってしまい、東京に帰る道すがら霧積温泉「金湯館」に立ち寄って帰ったのですが、撮影できなかったのが残念です。

ともあれ一人旅は孤独だけども気ままなのはいいです。
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