「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2001 裏磐梯(四〜五日目)

翌日は米沢方面に向かいます。天元台の真下にある山小屋風の新高湯温泉にまずは到着。

旅館の手前はものすごく急な坂道になっています。
切り株の露天風呂。

入湯だけの場合、内湯に入らせてもらえないのがやや面白くありません。
このタイプは昔、北海道・岩尾別の「ホテル地の果て」で入って以来です。
景色もよく、みんな大喜びです。
みんなで入ると狭いですね。

こうして見ると山奥なのですが、玄関のすぐ横手にあります。
このショットも一時期トップページにしてたかな?
姥湯に来ました。嶮しい崖の中腹にあります。

山水画そのままの素晴らしいロケーションです。
だんだん建物が見えてきました。
近年リニューアルされた模様で、まだ周囲に馴染んでいません。
荒々しい風景の中に露天風呂があります。ここも外来者は内湯お断りです。

どっかのオッサンの背中がジャマです。
上部も大荒れの沢です。
隣に小規模な湯ノ花採取場があります。

採取された湯の花は団子にされて軒下に干されてありました。
戻る途中見上げた沢も、水墨画のようです。

ガスっているのがいっそう雰囲気を盛り上げます。
スイッチバックの林道は普通のカーブに直している途中でした。
下って滑川温泉に来ました。

姥湯がダイナミックでトリッキーな景色の中にあるのに較べると落ち着いた谷間の湯という印象です。
落ち着いた内湯。
それでも旅館の裏手は石がゴロゴロする荒れた沢です。
露天風呂もナカナカよかったのですが、家族は疲れてここはパスしました。
自炊の宿・湯治の宿の光景です。
さらに下って五色温泉に来ました。

ここも内湯には入れてくれず、外に別にしつらえた観光客専用露天風呂のみでした。ふざけてますね。
変わった入口。
特にコメントすることもありません。

この日はここから板谷峠を下り、高速道路を使ってキャンプ場に戻りました。
翌日は撤収です。

晴れ上がった桧原湖で水遊びします。この下には村が沈んでいます。
帰りはちょっと寄り道して「あぶくま洞」に行きました。

石灰鉱山の跡地っぽいところにあります。しけた観覧車に趣があります。
鍾乳洞って家族全員が結構好きです。
ここは秋吉台よりダイナミックな感じがしました。鍾乳石にはどこかエロティックな曲線美があります。

最後に「目の湯」という鉱泉を立ち寄り湯に改装したところに入って、東京に戻りました。

磐梯山周辺はまた訪問したい場所の一つです。
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