「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2001 裏磐梯(初日〜二日目)

2001年夏、キャンプ道具一式を購入し福島県に出かけました。長くアウトドアは封印していたのですが、ヨメがやってみたいというので買い込んだのです。結局この旅がキッカケでオートキャンプにハマることになりました。

まずは野口英世記念館。ま、明治維新でスッカリ悪者になった会津としては立志伝中の人なんでしょうね。
熱塩温泉共同浴場。ペンキが安っぽいですが、こじんまりした作りは非常に古風で好感の持てる建物です。

隣の古い土産物屋でお金を払って入ります。
男女別浴に見えますが中は半分つながっています。
こちらは女湯の方です。

地名の通り、非常に塩辛い湯でした。
山小屋風の瀟洒な作りが特徴の国鉄日中線熱塩駅です。昔はSLファンが多数集まったところで有名です。

廃線後の今は整備されて記念館になっていますが、誰もいませんでした。
喜多方の「あべ食堂」でラーメンを食べてから、桧原湖最奥の早稲沢キャンプ場に着きました。

このとき買った道具は、タープ以外、現在も我が家の主力です。
翌日は沼尻スキー場より安達太良山に登ります。深い谷には大きな滝があり硫黄鉱山からの索道跡も見えます。

昔、沼尻で軽便鉄道に積み替えられて運び出されていたのは、鉄チャンの間でのみ有名な話です(笑)。
眼下に硫黄鉱山跡が見えました。さらに上がると沼ノ平に出ますが目的地はここです。

一気に斜面を下って行きます。
至る所で熱湯が湧いて硫黄泉の川になって流れています。冷たかったり熱すぎたりで、なかなか適温の場所が見つかりません。

付近には湯ノ花採取場があって、一部は今でも使ってる雰囲気でした。
そのまま土湯峠を上がって幕川温泉に行きます。
あまりこの「日本秘湯を守る会」提灯は好きではありませんが、ついつい撮影
白濁した硫黄泉の露天風呂。建物裏手の日当たりの悪い感じのところにありました。
キャンプ場に戻りました。標高が1000m近くあって、8月と言うのに夜はジャンパーなしではいられませんでした。
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