1992 北海道(十二日目) |
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早朝、湯煙の中に巨大石灰華を望む。 |
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「水の素」の意味は最後まで不明でした。 |
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素晴らしい佇まいを残す湯治場でしたが、その後サラ金会社に経営権が移り、かつての面影は失われてしまったと聞きます。 |

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長万部も寂れた町です。 |
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桜野温泉「熊嶺荘」。
ペンションのような外観の一軒宿 |
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混浴だったっけ? |
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やっとカラダのゴワゴワが取れました。 |
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馬が飼われていましたが、番犬が吠えまくって近づけず。 |
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銀根湯温泉。 |
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セルフタイマーに遅れてしまった! |
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今度はもう少し近めで。
横に長い混浴の浴室が圧巻。 |
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本当は時間外なのですが、遠方から来たと聞いて気持ちよく入れてくださいました。 |
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濁川温泉「元湯 神泉館」に到着。 |
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熱い赤褐色の湯。
地元の人は「切り傷によく効くんだ〜」と言っていました。 |
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男女別ですが仕切りが低い上に、くぐり戸で自由に行き来可能(笑)。 |
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鹿部温泉「亀乃湯」
夕方までお休み。 |
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有名な間歇泉 |
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こんな感じでもうもうと蒸気が噴き上げています。 |
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噴き出すとこんなん。 |
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その横の「鶴乃湯」に入湯。
半地下になった浴室にはムチャクチャに熱い湯。 |
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建物全景。
旅館の方はもうやっていないと思われます。 |
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続いて大船下ノ湯を探しますが、これがなかなか見つからない。
渓谷沿いをウロウロしてると硫黄臭がしたので下っていくと、熱湯がダバダバと川に流れ込んで・・・・・・ |
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・・・・・・隣に民家。これしかありえません。左側には浴室らしきものも見えます。 |
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ここでした!
さっそく入湯。 |
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男女別の浴槽には猛烈に熱い食塩泉。 |
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ここの本業は養蜂業。手に持つのは買った蜂蜜。
奥に座ってるのがご主人。「上ノ湯もオレのもんだったんだ〜」とのこと。入湯量200円で出しなにポカリをくれました。 |
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磯谷温泉跡。祠だけが悄然と残ります。
旅館は昭和50年代半ばに消滅した模様です。 |
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石垣の上から大量の硫黄泉が落下。 |
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しかし直接かぶるには熱すぎるので・・・・・・ |
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美坂哲男氏いうところの「しぼりがけ」を断行。
せめて浴槽くらい残ってればよかったのに・・・・・・ |
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水無海浜(椴法華)温泉。
露天風呂全景。 |
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温泉の由来の看板。 |
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波打ち際の異様に深い浴槽。当然のごとく混浴。 |
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海の間際なのになぜか湯は塩辛くありません。 |
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セルのタイミングがまたもやズレた! |
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有名な温泉ですが、とても寂しいところでした。 |
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石田温泉。
道路下、防波堤に囲まれた露天風呂。 |
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大変きれいに整備されており、地元の人がたくさん入っていました。 |
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恵山。
荒涼とした山頂近くの火口原。 |
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あちこちで温泉水が川になって流れています。 |
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入ってみたものの |
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いかんせん湯の量が少ない!! |
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恐山の姉妹霊場であることも頷ける凄惨な風景が広がります。
「田園に死す」にこんなシーンなかったっけ??? |
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恵山高原(原田)温泉。 |
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男女別の浴室には毒々しいほどに緑色の、ぬるい酸性緑礬泉。
海岸近くで湧出するのは珍しい。 |
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今夜の宿、函館・湯ノ川温泉「丸仙旅館」に到着。
超豪華な夕食は、量もまた凄まじい。基本的に食べ物を残すのはきらいなので大変でした。 |
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風呂はごく普通の内湯です。 |
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効能書。
この日の一日11ヶ所入湯は、目下私のレコードです。 |
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食後は夜景を見に函館山に。 |
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夜景って写真に撮るとチンケやなぁ〜。
遠くにはイカ釣り舟の光が点々としていました。 |
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函館は路面電車の発達した町です。
チンチン電車のある風景には何だかホッとします。 |
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明日行く予定の谷地頭行きの電車をバックに。
ともあれ旅もだんだん終わりに近づいてきました。 |
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