1991 九州(初日 別府〜湯布院) |
|
 |
1991年秋、黒部行の翌月、ローンの担保かなんかで入ってた積立保険が満期になって、けっこうなお金が返ってきたので、今度は九州に出かけました。
さんふらわあに乗ります。 |
 |
ま、フェリーの相部屋なら飲むしかすることはありません。 |
 |
そう!ケチな私たちは2等船室。贅沢は敵だ!!(笑)。 |
 |
翌日は快晴、国東半島沖を過ぎれば別府はもうすぐです。 |
 |
別府の裏山にある無人の露天風呂。もちろん混浴。 |
 |
朝日が別府湾に昇ってきて、とてもきれいでした。 |
 |
元々は旅館があったみたいで、付近にはタイルや茶碗のかけらが散らばっています。
最近は「鍋山の湯」という名前で結構有名になりました。 |
 |
ワイルドな露天風呂ですが、昔は東屋つきだったらしく、四角に柱の跡がありました。 |
 |
秋色が忍び寄ってきています。 |
 |
鉄輪の町並みはコテコテのフェイク感あふれる好ましい佇まいです。 |
 |
この旅に先立つこと4年前、一人できたときもこうして公園でお造りパックを食べました。
手前は太刀魚、奥はボラだったと思います。 |
 |
ここは絶対別府で外せないスポット。「保養ランド」です。
広大な園内に多数の特徴ある露天風呂が点在します。 |
 |
まずはふつうの露天風呂。 |
 |
打たせ湯。 |
 |
鉱泥湯を出ると、露天風呂だらけです。 |
 |
これが珍しい白泥湯。
自分が天ぷらになる気分です。 |
 |
美容に良いと聞くとがんばる(笑)。 |
 |
ほとんど前衛舞踏か石膏の塑像状態です。 |
 |
・・・・・・もう少しポーズつければ良かった。 |
 |
名称はダサダサですが、中は素晴らしい湯治場の雰囲気を持っているところです。
今はキショク悪いノゾキのオッサン連中に占拠されてしまった、とも聞きます。 |
 |
塚原温泉に到着。
鶴見岳をはさんで別府の裏にある塚原温泉に来ました。観光を拒み続けるかのような湯治専門の一軒宿。素晴らしいところです。 |
 |
強烈な明礬緑礬泉で肌がチクチクします。
当然のようにここも混浴。 |
 |
コンクリートブロック剥き出しの荒々しい浴室です。 |
 |
お湯がどことなく緑がかっているのがお分かりでしょうか? |
 |
では私も一枚。 |
 |
裏山はこのように噴煙の上がる白土鉱山になっています。 |
 |
何に使うんでしょうか?白土って。 |
 |
その鉱山事務所の脇のポリ浴槽を置いただけの露天風呂。
残念なことにぬるすぎては入れませんでした。 |
 |
そのまま湯布院に来ました。建て替えられて立派になった「下ん湯」の前で。 |
 |
中の浴槽はそのままでした。 |
 |
前来た時は金鱗湖が見えた記憶があるのですが、柵で囲われています。 |
 |
そのまま別府に戻って、今夜は別府最奥の明礬温泉に泊まります。
これは旅館に隣接した共同浴場。 |
 |
あたりはこのように蒸気がもうもうと上がり、その名の通り、明礬を採取する湯ノ花小屋が立ち並んでいます。 |
 |
竪穴式住居みたいです。
今はこの上辺りを高速道路が通って風景は一変したそうです。 |
 |
落ち着いた町並みで別府八湯の中では鉄輪と並んで好きな場所です。 |
 |
泊まったのは「豊前屋」という旅館でした。静かで料理もおいしく、部屋もよく、値段も安く、といいコト尽くめだったのですが、唯一布団が夏掛けのように薄かった!!
結局この後、敷布団をかぶって寝ました(笑)。 |
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved |
 |