| 売名の検証 |
 ある日のアクセス状況 |
| なかばその作業自体が趣味のようになっているのだけれど、ヒマを見てはコツコツとサーチエンジンや宣伝掲示板等に、おれのサイトの告知をして来た。 ホントは、同好の諸氏諸姉のサイトと相互リンクでもするのがアクセスアップには近道なのだろうが、気も使うし、それに何となく迷惑を掛けてしまいそうに思えるし、でこちらからお願いするのはどうにも尻込みしてしまう。おれ自身は相互リンクをお願いされれば基本的に個人サイトなら何でも全然ＯＫで、いわゆるアダルトだろうが、趣味趣向が異なっていようがまったく気にしないんだけどね。 どちらかといえば（そんなことは絶対ありえないだろうけど）、まったく趣味の対象物の異なる人のサイトとリンクしたいなぁ、っていつも思う。なんてぇんだろ、初めっから何か明確な目的を持って来てくれる人もありがたいんだけど、ネットをウロウロしてた人がたまたま迷い込んで、意外に色々あるんだな〜、とかボーっと見て回って、リピーターになってくれたりしたらちょっとうれしい。散歩してたら意外な場所で、意外な店や公園を見つけるようなモンだ。 さて、サーチエンジンその他についてだ。一体全部でいくつ登録したのか自分でもよく分からない。１００はとうに行ったような気がするが、今日はそのしぶとい宣伝活動の結果についてまとめてみよう。 ･･････････････････････････････ まずサーチエンジン。色々な方式があるが、最も一般的なのはヨミサーチってＣＧＩを使って、申請〜仮登録〜審査〜本登録という手順を踏む形式のものだ。ＵＲＬやサイトタイトル、選択式のカテゴリー、紹介文、管理人へのメッセージなどを書き込んでサブミットすると、そのうち返信メールが送られてくる。簡単なものでは掲示板同様、書き込むといきなり登録されたりするものもある。 いずれにせよ、いくつかの例外を除いて、ほとんどまったく宣伝効果はないと断言してかまわないだろう。まったくの徒労、被リンク効果くらいしか望めるものがないのが実態だ。それどころか、アドレス集めのジャンクなものもすでに相当踏んでいる。まぁ、そ〜ゆ〜トコは見るからに怪しいのでちょっとこっちも仕掛けして登録するようにはしてるのだが、それでもワケの分からん勧誘スパムは増えた。 そんな中で本当にかなりそこからの訪問数があるサーチエンジンを紹介してみよう。 まずは「温でべ！（http://bibanonno.daa.jp/search/）」。ここは温泉主体のサイトのみ登録可能、という条件があるので、何となくサーチエンジンっちゅうよりリンク集に近いのだが、ここからは毎日相当数のアクセスをいただいている。当然のことながら連休や行楽シーズンの前にはアクセスする人も増えるのだろう、かなりアクセス数は上がる。 ここの良いところは、アフィリエイととかに血道を上げすぎてサイトがバナーだらけになったりしてないところだ。レイアウトも見やすいし、探しやすいので、もしこの文章を読まれた方が温泉旅館の経営者だったり、温泉関係のサイトを主催しておられるなら登録して損はないと思う。 続いて「ｋｏｋｏ１ネットナビ（http://koko1.no-ip.com/cgi-bin/kensaku/rain.html）」。星の数ほどもある小規模サーチエンジンの中で、何でここからのアクセスだけが突出して多いのか理由はよく分からない。最初は「田代砲」みたいな仕掛けが仕込んであるのかとも思ったが、別にそういった悪戯の痕跡もなく、毎日ボチボチと絶えることなく訪問してくださる方がいる。かなりオススメと言っても構わないだろう。 あとつい最近登録したばっかりなので、まだそれほど効果は見えないのだが、似たようにコンスタントにアクセスがある点で「ＭＡＮＡ ＳＥＡＲＣＨ（http://camelon.x0.com/mana_search/）」がある。白地に蘇芳桜のような渋いピンクでとても美しく丁寧に作られたデザインも他とは一線を画す感じだし、驚くべきことに管理人さんの丁寧なコメントがすべての登録サイトに付けられるのも、大切にサイト運営がされている印象だ。 あ、比較的老舗の「ＢＢＳ７（http://bbs7.com/）」も忘れちゃいけない。ここは検索カテゴリーが無闇に増殖していくのが特徴で、ちょっと検索にコツがいるのが欠点だが、圧倒的な登録数があって、ユーザーの立場から見てもかなり面白い存在だと思う。 最後に「ＨａｐｐｙＬｏｖｅＬｉｆｅ（http://www.hlove.jp/pc/）」を挙げておこう。ここは「女性のためのえっち検索」を標榜するだけあって、要はアダルトサーチなのだが、オトコ向けのミもフタもないエロサーチとは違い、かなり画面構成その他がよく練られてセンスがよいので登録させていただいた。そしたら、毎日かなりの数のアクセスがある。 願わくば、それが本当にフツーの女性からの訪問で、自分が縛られてたつまんない自主規制をちょっとブレイクスルーするきっかけにでもなってくれてたら、おれとしては望外の喜びだ。 ･･････････････････････････････ 続いて宣伝掲示板。 これにも色々種類がある。レンタル掲示板をただ使っただけのベタなもの。すでに登録されたサイトを閲覧して感想を書かないと登録できないもの。ま〜まず宣伝効果は絶無。電柱にＳＭパートナー募集のチラシを貼ったってもうちょっと効果はあるかもしれない（笑）。 また、「ぱるぷんて」といって登録すると一つ前に登録したサイトに飛ばされるもの。その改良型ともいえる、「丸ごとお披露目掲示板」といって、自分のトップページ全体が表示され、直近に登録されたサイトに飛ばされるもの、さらにはそのまた改良版で直近5つのサイトが小窓で開くもの、と色々なパターンがある。 当然、飛ばされた先がウィルスに感染してたり、ブラクラだったりするリスクももちろんあるワケで、この「飛ばすタイプ」は最近はあまり流行らない。それに飛ばされても、その先は９９％何の益体もない商用サイトばっかり。無論、商用アダルトもたくさん。登録できるのは個人サイト限定、とか書いてあってもお構いなしの無法地帯となって荒れてることが大半だ。 商売のために必死なのは分かるけど、とても悲しく、また寒々とした気分になる。たぶん元々こういうスクリプトを作った人は、ネットワークの力を信じて、個人の発信するものを広めるツールとしてプログラムを考案したのだと思う。それがなりふり構わないつまんない商売の道具として蹂躙されているのを見るのは痛々しい。 ･･････････････････････････････ 最後に少し批判的なことを。 サーチエンジンやポータルであることを謳わず、いかにも自分の創作物のように喧伝しておきながら、その実態は他からのそれもツマミ食いのリンクだけで構成されたサイトやブログをたまに見かける。覗いてみると、これがもぉ目がチラチラするほどのバナーの嵐で、アフィリエイト丸出しの単なるアクセス乞食。んでもって書いてある文章は、っちゅうと、大半がアクセスランキングが上がっただの下がっただのと、実にさもしいやら卑しいやら見苦しいやら。 こういうトコこそちょっといっぺん突撃されて炎上した方がいいんぢゃないのか、って思っちゃう。 そりゃ、おれだって訪問者ないよりはあった方がいいし、無理にマイナーな存在でありたいとは思わない。しかし、それ以上に寄せ集めの情報や借り物の思想･･････いわば人のふんどしで相撲を取ってまでしてアクセス増やしたいとも思わない。もちろん、アフィリエイトのバナーなんて置きたいとも思わない。金取るなら、自分の創ったもので取りたい･･････むつかしいだろうけどね（笑）。 ブログのコメントやトラバも含め、アクセスアップの手段はいくらでもある。ワザと人気サイトに出向いて、喧嘩売って暴れまくってヒールになって耳目を集める、なんちゅう言語道断の汚いやり口の人もいるらしい でも、いくら奇策を弄したって、その効果は所詮テンポラリなものだ。中身がロクに更新されなかったり、面白くなかったり、独りよがりだったりすればお客さんは自然と離れて行くだろう。平凡な結論だが、やはり地道にコンテンツを工夫して充実させていくのが、一番大切なんでしょーな。チャンチャン♪ |
| ２００６．０３．１９ |
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