「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
MONT-BELL Tent " Mono Frame Shelter Hexa "

以前から旅のギャラリーに登場していた、モンベルの「モノフレームシェルター・ヘキサ」を詳細に紹介します。

今は夏の徒歩旅行はもっぱらこれ。

いつもの神保町サカイヤで半額で売られてたのを購入。
畳んだ状態ではこれくらいの大きさ。

コンパクトなのはいいのですが、詰め込むのはものすごくタイヘン。
名前の通りフレームは1本。赤いのがちょっとおしゃれ。

上はエマジェンシー用のパイプでこれも同色。
インナーは15dnの「バリスティックエアライト」っちゅうペラペラの生地。

直射日光禁止、ってアウトドアで使用するものやのに(笑)。
横から見るとほぼ半円形。

長さは245cmあります。今回、虫干しも兼ねてチェックしたら1ヶ所バッタにかじられてピンホールが開いてしまってました。クソッッ!!

犯人のバッタはそのままそこでミイラになってましたが(笑)。
入口の上にあるベンチレータ。

メッシュなんちゅう気の利いたモノはなし。
最低限のスタンディングテープで立てるようになっていますが、かなりコツが必要。

今まで綺麗な形になったことは一度もありません。

本当はさらに別体式のフロアシートを取り付けるのですが、今回は省略。
フライをかぶせました。

カタログでは耐水圧1,000mmとなっていますが、かなりの豪雨でも今のところ雨漏りはありません。

むしろ構造が構造だけに床からの浸水の方が心配。
前後から見ると見事に三角。

幅は150cm、高さも120cm近くありますが、このフォルムのため床面積の割に頭上は狭苦しい。

胡坐をかくと頭がつっかえます。
フライのベンチレーター。これだけ。

芯が入ってるのですが、いつの間にか歪んぢゃいました。

しかし、地面との隙間のオカゲで通気性はかなり良好。結露はほとんどありません。
入口の裾部分のアップ。

ファスナーのマチがちょっと長くなってるために、風とかで勝手に開くこともありません。

フライとフレームはこんなんで大丈夫かいな!?っちゅうくらいにチャチなフックで連結されています。
前後のガイロープがインナーに結わえるタイプなのは、ちょっと本格派っぽいかも。

ちなみにフライの全部の縫い目にはシームコートを自分で掛けてあります。
入口は単に巻いてトグルで止めるだけ。

虫がいれば当然入ってきます。

また、全く前室がないので、雨天時の出入りにはかなり工夫が必要です。
こうして見ると、全てのペグを打った内部は6角形というより8角形に近い形をしています。

重量わずか1.4kgで床面積はなんとか人間3人が横たわれる広さがあり、少々荷物が多くても中に入れることができるのは大きな長所。

これからも夏場の徒歩旅行に活躍させるつもりです。
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