「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
HEADWAY Accoustic Guitar " HCJ-45B "

最近小ぶりのパーラーギターがはやっています。ちょっと気になって先日から色々なメーカーのを試奏していました。

たまたまオール単板で定価55,000円が19,800円!を見つけ、衝動買い。

黒いソフトケースには刺繍で「Headway」のロゴ。
ケースから出すとこんな感じ。

かなり小さく通常のアコギの2/3くらいの大きさ。

スケールを物差しで計ってみたら576mmでした。
ボディ裏側。

木目からして多分、トップの材がスプルース、サイド・バック・ネックがマホガニーだと思われます。
ヘッドにはインレイでロゴが。

クルーソンタイプのきゃしゃな糸巻きなのにポストを固定するワッシャが入っているのが物々しくてややアンバランス。

ロッドカバーの三点止めもチープ感がありますね。
ま、普及品ですからあまり細かいことにはこだわらずに行きましょう。

小さく「Made in China」のステッカーが貼られてあります。

ヘッドは真ん中あたりでラミネートされていて、ソリを防ぐ構造になってるのが芸が細かい。
サウンドホールの周りにもインレイ。
ブリッジは最近良く見る、2弦のピッチを少し下げたタイプ。
ネックの仕込みは値段からすると丁寧な感じがしますが、ピックガードから接着剤がはみ出してるのはいただけませんね〜。
百瀬のサインでも入ってたら値段は10倍くらいするでしょうね〜。
サイドのアップ。やはりこの感じ、マホガニーでしょう。

バインディングは白一色です。
ボディバックの拡大。

うん、マホだよマホ、こりゃぁ。
色といい、材といい、型番といい、ギブソンのワークホースとして有名な「J−45」を意識したものだと思われます。

肝心の鳴りと弾きやすさですが、さすが単板、このクラスとしてはメチャクチャに鳴ります。音色的には暖かみのある中低音が特徴です。

弾きやすさは、まぁ大きさなりのものでしょう。

他にもマーチンのバックパッカーやヤマハのギタレレ、フェンダー、Sヤイリとかもあったのですが、音はずば抜けてこれがGoodでした。

あ!タコマは良かった!でも値段も良かった!(笑)。
ついでにオマケのソフトケースを紹介。

オマケとは思えないくらいシッカリした作りで、分厚いパッドが入っています。これなら山に持って行っても安心。

取っ手が三ヶ所ついてるのも提げやすくてベンリ。

Sヤイリが近年、名前だけのバッタブランドとして帰ってきたのに比べると、ヘッドウェイは品質でも頑張ってる方でしょう。

あとはヤマキ、チャキだな〜。復活せんかなぁ〜(笑)。

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