「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2017 信州(三日目・後半)

上田市までやって来ました。

和食続きだったのでラーメンとか餃子が食いたくなって、千曲川に掛かる橋の袂にある「勝福」という店に入ってみることにします。
小さい店ですけど地元の人気店のようで、ケッコーお客さんで一杯。
餃子到着!めっちゃデカいのが6個で500円也。

こりゃぁ期待できそうなヴィジュアルですな!
私好みの昔ながらの中華そばな佇まいのラーメンは550円也。
どっちも際立った個性は無いもののたいへん美味しゅうございました。

こぉゆう外連味の無い味の店が私は大好きです。ぶっちゃけ餃子はまだ世の中そこまでではないですけど、ラーメンってホント、余りにエキセントリックになり過ぎてると思いません?
上田駅前の旧市街にやって来ました。

ここでも七夕祭りは旧盆にやるのか、歩行者天国になってて飾りが並んでいます。
あれ、ググった地点に目指す店が無いなぁ~・・・・・・。
上田は真田家由来の古い城下町で、裏通りにも独特の落ち着いた雰囲気が感じられます。
表通りに出ました。

仙台の七夕の影響なのか、最近は各地でド派手な飾りの七夕が増えて来てるように思います。
しかし、通りを行く人はとても少ない・・・・・・。

地元の人からすれば駐車場も少なく、子供の喜ぶ店も少ない旧市街よりはイオンモールとかに行っちゃうんでしょうね。
あ!発見!
「喜光堂」ってお茶屋さんです。
この店はどうしてもヨメが行ってみたいと言ってたのです。
店内スペースの一部を無理矢理喫茶コーナーにしてあって、ビックリするくらいに狭い(笑)。
出て来ました!

名物の焙じ茶フラッペ。
味を較べるためにも一つは抹茶にしても良かったのですが、二人とも焙じ茶が大好きなので同じモノ。

だって、抹茶にしたらそれはただの宇治金時ですやん。
歴史のある古い町には必ず大きなお茶さんってありますね。

配達とかが堅調にあるんでしょうか?
高いのはホンマに高いなぁ~・・・・・・。

肝心のかき氷、たしかに有名になるだけのことはあるな、って思いました。焙じ方がたいへん上手で、焦げ臭くなる一歩手前でひじょうに香ばしい。
城下町っちゅうのもちょっと住んでみたいトコかも。

ん!?何だありゃ!?
「運の石」なるモノが置かれてありました。

いろいろ書いてありますが、要するに好きなように撫でれば良いみたいです(笑)。
少し風が出て来ました。

台風はこうしてる間にも着実に接近中。
ネコ飼うようになってから、こぉいったモノに目敏くなりました。

ちなみに猫って視力自体はそんなに高くなく、0.6くらいだそうです。
昔は商店街にも溢れるくらいの人が押し寄せてたんでしょうね。
時折、強い風が吹いて飾りが大きくなびきます。
幼稚園とかで作ったのかな?

何だかどれも良く見ると手作り感溢れまくりです。
しかし何だろ、この「派手だけど寂しい感じ」は・・・・・・。
それでも祭りの主役たる子供の姿もチラホラと。
風の間隔が短く、そして段々と強くなって来てます。

幡を支えてる太い孟宗竹までもがしなるようになって来ました。
こういったシチュエーションの中をブラブラしてると・・・・・・
何とも自分がその土地の門外漢なんだ、って気分になります。
・・・・・・などとミョーな感慨はともかく、いささかお昼を食べ過ぎたのでシッカリ歩いとかないと(笑)。
そうこうするうちにさらに風が強くなって来ました。

いい加減切り上げないとちょっとヤバいかも知れません。
こうして考えると3日間、かなり天気には恵まれてたにもかかわらず、何だかその割には空模様にヤキモキしてばかりの不思議な旅行でした。

あとは一路上信越道~関越道とひた走って東京に戻りました。
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