「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2016 北関東(前半)

初夏のある日、目指したのはこの時期ひじょうに混雑すると言われる「あしかがフラワーパーク」。
ここは園内に点在する巨大藤棚でつとに有名です。
・・・・・・って、北関東一円には藤の名所がけっこう多かったりします。
でも、関西出身の私の藤棚のイメージは「公園の砂場」くらいしかないんですけど。
初めにお断りしておきますと、この日は温泉は入ってません。
・・・・・・ってーか、足利〜佐野界隈は赤見くらいしかないんですよね〜。
それにしても見事に園内は手入れされてます。
ただ、実は私、植物関係には滅法疎いのです。
藤のシーズンとしては終盤近くに差し掛かっており、最もポピュラーな紫色のは少なかったりします。
陽射しは夏が近付いてることを伺わせます。
このような通り抜けの藤棚のトンネルはあちこちに拵えられてました。
やっぱし、薄紫のこの色がもっとも藤らしい気がします。
平日っちゅうのに園内はかなりの人出。

日本の高齢化は確実に進行中。
おい!ジジィ!(笑)。
こうして見るとまだまだ咲いてるように見えるんですが、実際はちょっと散りかけてました。
子供の頃、藤棚を見て「これが全部葡萄やったらなぁ〜」と思ったことを想い出しました。
ちなみにカシュクールが活躍するのは今日の午後からの予定(笑)。
藤以外にも丹精込めて育てられた多種多様な花が咲き乱れています。
これは躑躅の一種だったかな?
広角で迫るとヌーッと写ってしまいますな・・・・・・。
実はヨメもあんまし花には詳しくなかったりします。
あ、こりゃサツキだな。
花はしかし、溢れる光の中で撮るのがやはり華やかですね。
最もデジカメが苦手とする色の一つなんですが、綺麗に発色しました。
300mmをクロップさせて換算450mmで鳥撮り挑戦。

・・・・・・う〜む、イマイチ面白くないな。
園内はかなり広く、全て見て回るとけっこう時間が掛かります。
この花、何だったっけ!?
藤棚近くで他の人を入れずに撮るのはほぼ不可能と申せましょう。
何かビロ〜ンとした花。

これも色んな種類がありました。
後ろに写ってるのがそう。
これも。
散ってしまってちょっと無残な巨大藤棚。

10日くらい遅かった感じです。
盛夏を思わせる暑さにちょと休憩。
ちょっとした隙間にもビッシリと花は植えられてます。
こうして見ると人少なそうなんですけどね。
明るい順光で撮ると、発色も正確になる気がします。
こちらはものの見事に散り果ての藤棚。

満開の時は池に映えてさぞ綺麗だったと思います。
昼食にはまだちょっと早い。
なもんで名物「藤ソフト」購入・・・・・・IT企業名みたいやな(笑)。
同じような景色の連続で、段々自分たちがどこを回ってるのか分からなくなってきました。
おい!ババァ!(笑)。
白い藤は個人的にはすごく美しいと思いました。
黄色とコイツが今は満開です。
これは薔薇の一種だったかな?
もう、どれがどれだったか分かんなくなって来ました(笑)。
売店で売られてたカラフルなサボテン。

ズーム・F5.6でもこれくらいはボケます、っちゅう例。
お菓子っぽいコケサンゴ。

・・・・・・って、結局何も買いませんでした。いや〜、マンションのベランダは風が強くて植物には不向きなんですよ。
薔薇も一体何種類あるんだってくらい咲き乱れてます。
ちなみに着物の「創美苑」とか、女性の服飾関係等に「そうび」ってのが多いのは薔薇の音読みをもじったモンです。

これマメね。
メキシカンな色合いのこれも薔薇。
これもありそうでない色合い。
多肉植物を思わせる花弁の珍種。
最もノーマルな感じ。
高島屋っぽいかも(笑)。
ちょっとグロテスクな感じの感じの花。
・・・・・・思えば花って、アンドロギュヌスの性器を太陽に向かって誇らしげに晒してるようなモンなんですよね。

私がいささか莫迦なのかも知れませんが、何故人間だと秘匿されねばならんのか?未だにどうしても分かりません。何かおかしい。
ともあれ「あしかがフラワーパーク」、無粋な私でもかなり楽しめました。

午後は廃鉱をいくつか回ります。
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