2015 信州(二日目・後半) |
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早くクルマの修理をせんといかんのですが、昨夜御茶うけに食べた落雁が妙に美味かったんで、その販売元の和菓子屋を訪ねて小布施にやって来ました。 |
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「栗庵風味堂」っちゅうのがそのお店。
結構他にもいろいろ買いこんでしまいました。 |
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途中、長野市内でクルマを修理して1時間半ほどタイムロス。
その後上田の千曲川沿いの懸崖造りである弘法大師堂を目指しましたが、これがもぉ大コケ。だって登り口から消滅しちゃってるんだもんな〜。
・・・・・・で、次の候補地の岩谷堂へ。 |
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正式には龍洞山宝蔵寺と言います。
上田・丸子界隈は日本一の懸崖造り密集地帯と申せましょう。かつてこの地を治めた真田氏と何か関係あるのかな? |
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う〜ん、懸崖は事実ですがそれほど面白くなかったかも・・・・・・。 |
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それよりこっちの崖にめり込んだ観音堂の方が興味深い。 |
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なかなか良い雰囲気ですが、摩耗しまくりで結局なにが観世音やら良く分からず。
ちなみに余談ですが、観世音と観自在は訳された年代が違うだけで同じです。 |
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さらに裏山に登って行きます。 |
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街並みが眼下に広がり結構な景色です。 |
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暑くてちょっと一休み |
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・・・・・・ハッテンセンターかと思った。
そぉゆう人が集まるのかと(笑)。 |
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続いてやって来たのは地味な奇勝である鴻之巣。
まぁ、有馬の蓬莱峡とか阿波の土柱みたいな感じです。 |
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説明書きにはいろいろ書いてありましたが、要は海の底が隆起したとかナントカ・・・・・・。 |
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すぐ横には廃屋にしか見えませんが、これが松茸料理のお店。
実はこの辺は松茸の一大産地なのです。 |
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ともあれ遊歩道を行ってみることにします。 |
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脆い砂岩質の道を滑りながら登って行きます。 |
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・・・・・・ん!?何かおかしい。
崖がどんどん遠ざかって行きます。 |
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道を間違えてしまいました〜。 |
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引き返して中心地帯に到着。
生えてる木はほとんど松。たしかに松茸が生えるのも分かる気がします。 |
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何だか砂漠の谷間にでも迷い込んだような摩訶不思議な場所です。 |
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これまでかなりいろんなロケ地にも使われてて、有名なトコでは映画だと「楢山節考」、リメイク版の「隠し砦の三悪人」、「怪物くん」等があるそうです。 |
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変わったトコではワカパイこと井上和香の写真集とか、懐かしのニューロティカのPVとか。 |
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なるほど人気があるのも分かります。ロケーションとしてかなり楽しめました。
マイナーですけどここは個人的にかなりオススメです。 |
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北上して今度は瀧水寺。
小ぶりですが見事な懸崖造りですね。 |
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ここが変わってるのは、建物の後ろが崖にめり込んでないこと。
急斜面に宙に浮いたようになってます。 |
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ちょっとコケる物件が続いてたので大満足。 |
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ポン焚きはどうにもやっぱし平板ですね〜。 |
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寺自体はそんなに大きくありません。 |
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それにしてもこの地方に何でこんなに懸崖造りが多いのかは謎です。
真田氏との関わりがあるのなら、逼塞後の居城である高野山の近くの九度山に懸崖造りがあっても良さそうなんですけど、それはないですし。。 |
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さらに北上して千古の滝に来ましたが、これがもう激ショボ。
イチイチ河原まで降りるのも面倒でパスしました。
真田十勇士の一人・霧隠才蔵がここで修業したと言われます。
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さらに北上して懸崖造りのダメ押しでやって来たのは・・・・・・。 |
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・・・・・・實相院・観音堂。
ここの懸崖造りはかなり巨大ですが、残念なことに下からほとんど見えません。
トリッキーに拵えてドヤ顔するのが懸崖造りのハズなのに、この控え目さは何なんでしょう? |
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こんなに立派な懸崖造りですが観光客の姿は皆無。 |
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正式名称は「普門閣」というみたいですね。 |
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そぉいや何故、懸崖造りといえばどうして観音と相場が決まってるのかも良く分からないです。
やっぱ清水寺の影響なんでしょうか? |
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うわ!カモシカや!
5秒ほどこっちを見て、そのまま山の中に消えて行きました。 |
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思えば信州の懸崖造りもだいぶ制覇が進んできましたね。 |
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少し時間に余裕があるので、千古の滝のトコまで引き返し、傍にある千古温泉に立ち寄ってみることにします。 |
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元々、滝の横から鉱泉が湧いており、湯治場としてはかなり古くからあったようです。 |
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昔は宿泊もやってたみたいですが、今は日帰り専門になってしまってます。 |
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意外や意外、男女別の浴室はスポーツ帰りみたいな若者で一杯。そんなんで写真は遠慮しました。
泉質は硫黄泉だそうですが、やや玉子臭いかな〜?っちゅう程度でした。 |
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何はともあれ、今回の旅はこれでお仕舞い。
後は上田菅平ICから上信越道〜関越道を一路東京に戻りました。後半がちょっと駆け足でしたね。やはりクルマのトラブルはいけません。 |
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