2011 札幌近郊U |
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良く晴れた休日、前回よりはもう少し遠くをクルマで気儘に回ってみることにしました。
まるで古代遺跡のようなココは・・・・・・ |
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真駒内のはずれにある石山緑地です。
もともと札幌軟石の石切り場だったところを公園として整備したものです。 |
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すごいシュールな光景が広がっています。 |
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ホント、遺跡みたい。
こんな素敵な場所なのに誰もいません。 |
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今日はタムロンの超広角を活躍させるつもりで持ってきたので、カタログにあった写真を意識してみました(笑)。 |
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実際、公園は2ヶ所に分かれてて、遊具の揃ったもう一つの方はそれでも家族ずれがチラホラいるのですが、 |
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荒々しい石切場の雰囲気を色濃く残す奥のこっちは不人気のようです。 |
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ここはどのアングルでもそれなりに絵になるような気がします。 |
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明らかに遺跡を意識して造り込んだものでしょう。 |
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まぁ、こんなよぉ分からん「アート」もあったりするんですけどね。
遊べないジャングルジム!? |
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偶然その面白さを知ったこの石山緑地、再訪してみたい場所の一つです。
しかし、今日は時間が少し遅かった。もう少し朝早い方がシルエットが綺麗に出る気がします。何せ緯度が高いので、陽の昇るのが早い。 |
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そのまま「滝野自然公園」ってトコに向かったんですが、 |
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駐車料金とられるのがバカバカしくてパス。オッサン一人で金払ってまで公園歩きなんざしたくねぇ、っちゅうねん。
これはその途中で見かけた廃屋。 |
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戻る道すがら気付いたのがこれ。 |
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霊園のくせに超脱力B級スポットとして有名な「真駒内滝野霊園」ぢゃあーりま温泉! |
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バカバカしいほどのモアイの行列。 |
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何だかもう、いろんなフェイクを金にあかせてごちゃまぜに並べた「だけ」!
正直おらぁこんなところに眠りたかぁねぇなぁ〜(笑)。 |
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んでもって恵庭岳方面に走って行くと、滝の看板が見えたので寄ってみることにしました。 |
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「白扇の滝」というところで、ここもちょっとした公園になってます。 |
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言いたくはない
言いたくはない
・・・・・・けど、ショボッ!!(笑) |
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まぁこんなんですから、当然のように人はほとんどいません。 |
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何もない緑の溢れる森だけが広がっています。 |
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多分、失対事業で多額の税金投入したんでしょうね。 |
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マジかよ〜。 |
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これはすぐ近くの「ラルマナイの滝」。 |
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アホらしいことに遊歩道の橋が滝を横切ってるんで眺望もヘチマもありません。何考えて道路工事したんでしょう?
「三段の滝」はパスしちゃいました。 |
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ああ、もう支笏湖はすぐ近くなんですね。 |
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やっぱ出るのはマジみたいっす。
幽霊に遭遇するよりよっぽどこっちの方が怖いっちゅうねん。 |
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さらに下ると「ふるさとの森公園」ってーのがありました。 |
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ここはかなり荒れ気味で、おまけに誰もいないし、クマ注意の看板はあちこちにあるし・・・・・・。 |
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・・・・・・いいトコぢゃないですか!(笑) |
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ここも絵になる風景の一杯あるところだと思いました。 |
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ホント、北海道が公共事業天国と言われるのは間違いなく事実ですね。 |
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さらに下ると今度はダム。
ここも綺麗に整備されているようです。 |
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まるっきり山です・・・・・・ホンマにここは恵庭「市内」かよ?(笑)。 |
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そのまま千歳に抜け、近場の秘境駅として名高い「美々」にやって来ました。 |
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ガランとした待合室。 |
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そもそもなんでここに駅を造らにゃあかなんだのか、まことに理解に苦しむところにポツンとあります。 |
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頭上、かなり低いところを千歳空港を離発着するジェット機が爆音と共に過ぎて行きます。 |
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ちなみにこの駅の利用者は1日僅か4人! |
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なのに3面のホームと、引込線を入れると5本の線路が走る大きな駅なのがいかにもアンバランス。 |
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当然ながらほとんどの列車は通過。 |
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それでも結構な数の電車が停まります。
それもそのはず、ここは帯広・苫小牧・室蘭に向かう一大幹線なのです。 |
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さらに苫小牧方面に南下する途中、お腹も空いてきたので見付けたラーメン屋に入ることにしました。 |
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地元では有名な店のようですね。 |
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塩ラーメン720円也はちと高いかも。
カレーラーメンが有名みたいですが、前日もカレーだったので別のにしました。 |
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名物の「キトビロニンニク餃子」は360円也。
まぁ、どっちもフツーに美味かったっす・・・・・・と、棒読み(笑)。 |
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ちなみに店は大繁盛してました。 |
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そうこうするうちにウトナイ粉に到着。
昔、ここ沿いに走る汽車の写真を見たのが記憶に残ってたのです。 |
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湖の周囲の湿原の木道を分け入っていきます。 |
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高く伸びた雑草と灌木の広がる草原を過ぎると、 |
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・・・・・・湖が見えました。
余談ですがこのレンズ、やたら逆光に強くて、ゴーストが出てもせいぜいこんなもんです。 |
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この風景の何も無さはとても清々しい気がします。 |
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湖岸に沿って小径がさらに奥にまで伸びて行っています。 |
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突然小屋が現れて道の終点。 |
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廃屋にしては立派だな〜、と思ったら、野鳥の観察小屋でした。 |
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引っ越してきて初めて、北海道らしい雄大で荒涼とした風景を見た気がしました。 |
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超広角ズームでも頑張ればここまでボケます(笑)。 |
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再び道は雑木林の中に入り、 |
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雑草と灌木の湿原を通り、 |
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第2の観察小屋に到着。 |
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狭い開閉窓に雲台が幾つも据え付けられた独特の中の様子。 |
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ボランティアの人たちが作ったんですね。 |
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さっきの箱みたいな小屋より、こっちの方がロケーションとして絵になります。 |
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木の間越しの逆光を撮ってみますが、それでもゴースト出ません。
ここまで耐逆光性能強いと却ってちょっとツマランかも。 |
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バカでっかい蕗。
雨傘くらいあります。 |
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そうこうするうちに中核施設であるネイチャーセンターに戻ってきました。 |
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別の道に入っていきます。 |
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いつしか駐車場近くまで戻ってきました。
他にも散策路は縦横に張り巡らされてるのですが、時間も遅いのでそれはまた今度にしましょう。 |
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なんてーか、「控えめに人為が加えられてる」感じがここは良かったです。
今回もも一つまとまりのない内容で申し訳ありません。ご退屈さまでした。 |
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