「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
1993 中国地方(二日目)

翌日はまず滝部温泉から。

何てことない新興日帰り温泉、って感じです。
荒木温泉はこのシブい共同浴場に入りたかったのですが、すでにツブれてしまった後でした。

レトロモダンな書体に好感が持てます。
一ノ俣温泉。廃校を利用したと思われる保養所。
こういうところで見かける犬は何だか好きだなぁ〜。
中もこんな感じで学校のまま。
効能書。
誰も他に客がいません。
中にはひょうたん型の湯船が一つ。
謎の日野(崋山)温泉。

走ってて偶然発見。
こちらは昔の浴舎と思われる建物ですが廃墟となっています。
その隣に「いこいの家」なる小さな民家風の建物。

週に三回しか営業しないようで、この日は定休日に当たっていて入れませんでした。

建物からしてそれなりに歴史のある鉱泉のようですが、ガイド等にもあまり出てきません。
俵山温泉につきました。
ここは温泉街の佇まいがすばらしいところです。
中国地方では数少ない大規模な湯治場の雰囲気があります。
ホトケさんの使いの白い猿が教えた温泉、なる逸話があって、土産物も猿だらけ。

祠の中にも猿が・・・・・・。
おそらくこれは湯ノ口温泉。

入ったのですが全く印象がない。浴室写真がないということはそれなりに他の入浴客がいたのだと思います。
秋吉台の秋芳洞に来ました。
鍾乳洞と鉱山跡は、見物する観光が嫌いなわりには好んでよく行くところです。
何か1ケ1ケ名前ついてましたが・・・・・・
・・・・・・全部忘れました。
これはメチャクチャ大きかったような記憶が・・・・・・。
カルスト台地の上に来ました。
何か荒涼としたところです。
白いのは石灰岩の露頭ですね。
湯免温泉。

穏やかな海沿いの温泉です。
効能書をバックに。
於福温泉
ここで解説を一つ。

山口の温泉はどんな山奥の旅館でも銭湯料金で入れてくれますが、混浴はまずもってありません。鹿児島も同様なので、温泉薩長連合があるのかもしれません(笑)。
今夜の宿泊地、長門湯本温泉に到着。
旅館「一福」は小さな宿で好感が持てます。
共同浴場のネオンがいい味出してます。
ここ長門湯本は有名な温泉地ですが、温泉街自体はどこか寂れた感じがします。近くの巨大観光旅館が二次会含めて館内で集客してしまって、酔客が温泉街に繰り出してこないのでしょう。

明日は広島に向かいます。
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