「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
MORROW Snowboard " 3D Revert 154 96/97 "

新しくボードを買ったついでに、物置を整理して、これまで乗った板を撮影してみることにしました。

これは2本目に買ったモローの3Dリバートの154cm。

当時は一般的だったツインチップでセンタースタンス、やや幅広のCAP構造の板です。

材質はモローですから無論、ハイテクのカタマリのようなポリウレタンコア。

ビンディングの痕から分かるように、1インチほどセットバックして乗っていました。
ボードのノーズ部分の拡大。

真ん中のティアドロップ型のところとその先の円弧状のところが半透明になっていて、光が透けて見えます。

ポリウレタンコアが安物ボードの代表のように言われてた当時、逆にポリウレタンを誇示するかのような作りです。
板の中央部分。

真ん中にひし形のくぼみが作られているのと、両側のエッジ部分にトーション強化のためのカーボンファイバーで分厚くなっているのが分かります。

これらのために板の厚みが部分部分で異なっているのが”3D”の名前の由来となりました。

コンセントのイラストがかわいい。

ステッカーはおそらく茨木駅前にあったボード屋さんかな?
ボードの後ろ部分。

ステッカーは上から、南茨木のボード屋さん、ゴーグルのスミス、ブーツのノースウェイヴとなっています。
旧モローロゴの拡大。

ボードスペックがその下にコチョコチョ書かれてあります。
ソール面。

何だか意味は良く分かりませんが、表面からつながったイラストが描かれてあります。

材質は恐らくシンタードの#1500かな。普及品よりちょっと上、ってくらい。
イラストの拡大。燃えるオッサン(笑)。

エッジの錆がソールの中にちょっと浸透しちゃってますね。
ボードの先端部分。

かなり傷だらけになってるのが分かります。

エッヂは360度ではなく、途中で終わっています。当時としては一般的な作りでしょう。
光にかざしてみました。
この通り、透けています。
テール部分を斜めに見たところ。

このように厚みだけでも3段、力の掛からない中央部分はさらにシートを省いて軽量化する、という凝った作りがモローの最大の特徴でした。

そのためビンディングをつけると隙間が出来るのが最大の欠点。

もう満身創痍のボロボロでこれを再び履くことはないと思いますが、思い出深い板です。
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