「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
VOX Electric Guitar Amplifier "AC4C1-BL"

長年使用してたPEAVEYが急に音が小さくなるなどの不調が出始めたので、アンプを新調しました。

見ての通り、です。
何かいっぱい書いてありますが、要は中国製。
中は二重になっててもう一つ段ボールがあって、こっちは店頭に出す時用みたいですね。
何だかんだと能書きが。
出てきました・・・・・・って、とっくに出して使いまくってるんですが(笑)。

VOXのちっこいフルチューブアンプの新作”AC4C1-BL”です。ほぼ真四角な正面。

大きさ的にはこれまでPEAVEYとほとんど同じですが、なんだかキャビネットの板材が薄っぺらい印象。
でっかい金色のロゴは昔から変わりません。

プリ管に12AX7を2本、パワー管に定番のEL84を1本というクラスAアンプ。出力は4W。
スピーカーのネットがなかなか上品な印象。

ちなみに口径は10インチ。日本限定モデルで6.5インチ、ってのもあります。

セレッションを使ってるそうですが、違いは良く分かりません。
すぐに割れそうな樹脂製のハンドル。

手前のスリットは真空管の放熱口です。10分も弾いてるとモワーッと熱気が出てきます。
むっちゃくちゃにシンプルなサーキット。

ゲイン・ベース・トレブル・マスター、以上!!
普段はこんな感じにしています。

トーンコントロールの可変幅が非常に大きく、フルテンだと逆にカリカリのスカスカになってしまいます。

これまでのトランジスタアンプより、ギター側のトーンやエフェクトも全体的に派手に掛かるようになりました。

音質はひじょうに素直で、好感の持てるものです。
裏から見たところ。

ギターアンプにしては珍しく、クローズドのキャビネット。下の穴の意味は良く分かりません。

ぶっちゃけ放熱のことを考えるとオープンバックの方がいいんでしょうが、板が薄い分シッカリ全体を固めなくてはならなかったのかも。
これぢゃ手軽に真空管の交換できねぇなぁ〜・・・・・・。

音的に深い歪みは望むべくもありません。前作の"AC4TV8"よりはやや歪んでるかな?っちゅう程度。

但し、その音圧はとても4Wとは思えないもので、ものすごい爆音が出ます。
今はRATUを補助に歪みを加えてますが、そのうちブースターかチューブプリアンプを突っ込む予定。

スピーカーアウトがあるのがちょっと本格的な印象ですね。4発エンクロージャー自作しようかな・・・・・・(笑)。

ともあれ、初めて所有するチューブアンプ。真空管沼にハマらないように気を付けながら大切に使おうと思います。
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