GIBSON Electric Guitar " '67 Flying V " |
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新しくギターを買ってしまいました。
ギブソンのフライングV。メインにしてるストラトの正反対のキャラクターのギターが1本欲しくなって、ずいぶん都内の楽器屋を回りました。
生まれて初めての10万円超のギターです。
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他の色ならもうちょっと安く買えたんですが、家具っぽいチェリーレッドや芸のない黒がイヤで、どうしても白が欲しかったんです。
ノッペリした裏面。 |
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ヘッド部分の拡大。
ツノは丸っこいタイプではなく、ちょっと尖ったタイプ。
ペグは1コブのクルーソンタイプですが、上からポストを押さえるワッシャーが入っています。
ネックはわりと幅広で薄め、指板Rもゆるやか。 |
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ヘッド裏面部分の拡大。
ペグにはギブソンの刻印。
分かりにくいですがシリアルが縦に彫られています。ナンバーは”022360357”
ちなみにこのヘッド回りはフライングVの泣き所と言われます。うかつに振り回して当てたら一発で折れそう。ボリュートつけりゃあエエのに。 |
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リアピックアップ周辺。
エスカッションではなく、ピックガードに直付けされたピックアップは60年代末期のSGにも共通する手法。
これが特有のセミアコ的な響きを生み出すと言われますが、ホンマかいな?
オクターヴ調整はまだやってません。 |
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コントロール部分の拡大。
右の2つがボリュームで左がマスタートーン。このように電装系のアッセンブリが全部ピックガードについてるのは、フェンダーの影響と思われます。 |
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横から見たところ。
ペラペラの板を切っただけのようなボディに対して、角度のつけられたネックの仕込み、それにさらに角度の付いたヘッドという、ギブソン系に共通する特徴がよく分かります。 |
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実は67年系の白ならば、国産のデッドコピーでも何でも良かったのですが、ネックの仕込がボディと平行になってたのと、やけにジョイント部分が分厚かったので止めました。
弦高があれぢゃ下げれんし、ハイポジションが弾きにくいがな。 |
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ピックアップはセラミックマグネットでフロントが496、リアが500っちゅうヤツ・・・・・・ま、ハイパワーで歪めば何でもいいんです。
フロントピックアップはやけにパワフルなので、少し下げ気味にしてます。
弦高は限界まで下げていますが、フレット擦り合わせすればまだもうちょっと行けそう。
ボディ形状からか、リアはサスティンが思ったより伸びない印象です。 |
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ネックジョイント部分の拡大・・・・・・ちょっと色がトンでしまいましたね。
どれだけ内部に差し込まれてるのかは分かりませんが、見るからに華奢で、こんなんで弦のテンションに耐えるんかいな?と不安になります。
ストラップが外れないようにロックつけました。
ジョイントの根元あたりの塗装がケッコー雑なことが分かります。 |
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デザイン最優先で作られてるため、胡坐かいて膝に載せて弾くことは不可能に近い。
しかし立った状態だと、超軽量でバランスも良く、たいへん弾きやすい。
残念ながら造りそのもののクオリティはかなり低く、絶対国産の方が丁寧に仕上げてあるように思います。 |
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ちなみにケースはとてもマヌケな形をしてます。バラライカかよ?
まるで炉端焼でお客に渡すアレみたい(笑)。 |
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ギターの形にピッタリ落とし込みになった内部。 |
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クッションは厚手で、これならかなりキチンと保護してくれそう。 |
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何せ座って弾けないので、譜面台も同時に買いました。
これがま〜しかし安物で、ユラユラ揺れるもんだから、根詰めて見てると酔うんですわ(笑)。 |
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最後に上から見たところ。
肝心の音色は、いかにもギブソンの、それもマホガニーボディの音ですね。太く、立ち上がりのキレが弱く、中域が厚い・・・・・・当然ですが。
クリーンだとちょっとくぐもったジャジィな音。セミアコをさらにメローにした印象。
ともあれこ見た目とは裏腹に、こまでトーン全開の似合わんギターも珍しい。SGよりさらにヌケないカンジ。
ま、色んな欠点を承知の上で敢えて高い買い物したワケですし、これからユックリと調整しながらパフォーマンスを引き出して行こうと思っています。
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