「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
EVERNEW Titanium Alcholstove Stand DX Set "EBY255"

 
ひじょうに律儀にスペックの書いてある小箱。
以前から興味を惹かれてた国産アウトドアブランドの老舗・EVERNEWのアルコールストーヴです。
メイド・イン・ジャパンのウルトラライト渾身の作として、かなり評判の高い一品。
国道12号線沿いの秀岳荘にたまたまフラッと寄ったら、全品1割引きセールやってたのでした。

しかし買ったは良いものの、実は半年近く箪笥の肥やしになってました。
中はこのように、4つのパーツから構成されています。
ストーヴ本体。

思い切って蓋や火力調節機能まで省略したところが潔い。実際、アルコールを中途半端に残すことは滅多にないですから。
その裏側。

注意書きと共に大きくチタン製であることを謳っていますね。
空気取り入れ穴の並ぶスタンドの下半分。

内部には爪があって、ストーヴはちゃんと宙に浮くようになっています。
これがナカナカ重要なパーツ。

一種のブースターになっており、ストーヴとコッフェルの間に挟まる格好で炎をを分散させると共に、自身が熱せられることでより火力をアップさせる仕組み。

・・・・・・燃費は落ちるんでしょうけど。
スタンドの上半分。

トランギア使ってて不満に思ってたポイントが解消されるような形状になってます。
組み立ててみました。

タバコの箱よりちょっと高いくらいで、きわめてコンパクトです。

実際は上だけスタンドに使ったりすることで微妙に火加減を調節できるようですが、元々火加減が苦手なアルコールストーヴなので、それほど差はなさそう。
恐ろしいことに、これだけ全部合わせても86gしかありません。

燃料重量含んで、かつその発熱量考えれば最強と言えるのではないでしょうか。
さらにユニークなのは、ストーブを外してプレートを底にセットすることで、ネイチャーストーヴとしても使用できるところ。

これ設計した人はおそらく、あらゆるウルトラライト火器を研究しまくった究極のヲタクと申せましょう。
手持ちのアリゾナストーヴを載せてみたら、これがもうピッタリぢゃあ〜りま温泉!!

これもミニマムでいいですね。
元祖のトランギアと並べてみました。

火口の径が一回り大きくなってることが分かります。
仕舞寸法も一番細身のコッフェルに合わせた造りできわめてコンパクト。

実戦投入はまだですが、冬までには実際に使ってみて使用感を追記してみたいと思います。
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